大手企業が続々参入、“とんかつチェーン戦争”のゆくえ
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以前NPでも話題になったとんかつ業態の話について、お話させて頂きました。
今回特にお話したかったのは2点で、
①人手不足対応業態作り
外食において、人手不足は大きな課題です。採用・定着強化を行うのは引き続き大切とは言え、スケールを考えるならば、人手不足対応業態が大切になっています。
この点で、職人さんの手揚げから、オートフライヤーにて数プッシュで
一定の品質を担保できる機械化は大きなポイントでした。
②中食領域
とんかつ業態は、月商800万円くらい売るのですが、売上構成比をみると特徴があります。
それは、「7割:イートイン、3割:テイクアウト」くらいになっている所です。
デリバリー併設の場合、店外売上が5割を占める場合もあります。一人暮らしはもちろん、共働きが当たり前になる中、家庭で作るのが大変な揚物が安く買えるのは魅力になっています。
外食の領域だけでなく、中食領域を獲得できるのが魅力で(デリバリー併設の場合、顧客名簿も取れるので)、大手に限らず地域一番クラスの中小企業さんも展開を進めています。
但し、揚げ物業態は来店頻度が高い事業ではない為、市場規模自体も決して大きいとは言えません。
その為、すぐに飽和状態と競争過多になりますし、立地選定を間違えると、思った程に売上が伸びません。
この辺りを意識しつつ、またこの競争の行方をNPでも追っていければと思います。身近な業態ですので、是非色んな人の意見が聞ければな~と思います。
当日はサッシャさん・寺岡さんのお陰でとても話しやすい雰囲気でした。ありがとうございました!堀部さん、J WAVE STEP ONEへのご出演ありがとうございました。外食のオートメーション化、どんどん進んでいきそうですね。
飲食業界の人手不足解消のため、オートメーション化はどんどん進んでいきそうですね。安定して安く美味しいトンカツが食べられるのは消費者としてありがたいですが、同時に職人技や食の伝統は守られていってほしいです。外食業界、今後はそんな二極化が進むかも??