Alphabet傘下のWaymo、レンタカー大手のAvisを自動運転車の世界に引き込む
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自動運転になればナンタラの仕事がなくなる、という話ばかりが流布しますが、実際の運用場面を考えると「保守は誰がやるの？駐車場はどうするの？・・」など、いろいろ出てきて、実は自動運転のための「インフラ」や「メンテ」の仕事が増える、と考えているので、わが意を得たりの記事です。
これはロボットでも同じことで、例えばロボットがハンバーガー屋店員になるなら、一例だけ挙げても「壊れたら誰が直すの？ソフトのアップデートは？」という問題が起きます。パソコンよりもはるかに複雑な機械を、ハンバーガー屋の店長がどこまで扱えるか？？ということを考えると、「ハンバーガー屋ロボット」のインストール・保守・運用を引き受けるインテグレーターという職種が発生するはず。（ハンバーガー屋ではないですが、アメリカでは小型製造業用ロボットアームを中心とするインテグレーターのエコシステムがすでに存在します。）
仕事、なくならないですよ。飛脚屋が電話会社従業員になるように、別の形に移行するだけです。Avis自体も新しく刷新した、Avis.comのサイトでモバイル決済、予約などユーザービリティの改善を行っているということ。
How Avis Budget Group approaches innovation, business, IoT, smart cities
http://www.zdnet.com/article/how-avis-budget-group-approaches-innovation-business-iot-smart-cities/
Waymo teams with Avis to manage autonomous vehicle fleet
http://www.zdnet.com/article/waymo-teams-with-avis-to-manage-autonomous-vehicle-fleet/
As for Waymo, the partnership gives the company a direct line to consumers who may be curious about its technology, as rivals Tesla and Uber race to put self-driving cars on the road. It also could help Waymo launch a large-scale transportation service using self-driving vehicles.
テスラやUberなどのライバルへの対抗策として、今回ダイレクトに自動運転車にアクセスできるチャネルを獲得する上での提携という話みたいです。因みにこの話は、２週間ほど前に発表されたものなので情報としては少しタイムラグがあるかもしれません。（June 26, 2017 -- 16:49 GMT (00:49 GMT+08:00) | ）
