英語民間試験へ移行期間4年 大学入試新テスト最終案
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アメリカに住んでた人間としては、
TOEICは実用的である。
日本の試験は、英検含め、試験の為の試験の
様での、こんな事使うか?と思う事がある。
TOEICもTOEFULも
アメリカの機関が、アメリカ留学の技術として
使うものだから実用性が高いのは当たり前かも
しれない。
今でも思うが、中学校で習った英語は
海外に行った事も、外人と話した事も
無い先生に習ったもので、かえって邪魔に
なった様に思う。特に発音には変な癖が
ついたので苦労した。
英語については、世界で認定された物を使うべき
だと思う。最終案をまだ読んでいませんが、「センター試験とどう違うの?」と聞かれても「より複雑になった」としか答えようのないような…。
途中から何を目指しているのかが追いきれなくなっていますが、そのベースは中央教育審議会の平成26年の答申です。
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo0/toushin/__icsFiles/afieldfile/2015/01/14/1354191.pdf
この時に書かれていた方向性と記事にある最終案を比較すると、以下のようになります。
・1点刻みの画一評価からの脱却
→一部を除き1点刻みに
・一発勝負をやめて、複数回実施に
→民間の試験を活用する英語を除き1月の1回
・教科型に加え、「合教科型」「総合型」を
→当面は教科型に。
・CBT方式の検討
→当面は見送り
・AO入試、推薦入試での活用
→実施が1月なので秋の入試では使えず
・記述式の導入
→国語、数学で一部導入
かなり大まかにですが、率直なところ中教審答申で示したもののうち、記述式以外はほぼ実現できないということかと思います。
以前の記事でも指摘しましたが、今回の高大接続は複数回実施が肝であったはずが、途中で記述式の導入を優先する議論にすり替えられてしまい、その他の論点が消されてしまいました。
可哀想なのは、現在の高校1年生。制度設計が見えないために、かなり不安なのではないでしょうか。せめて早めに議論を終えて、不利益のない形で入試に臨ませてあげたいです。個人的な経験ですが、一浪して英語の基礎を予備校で学び、センター試験の得点が4割から7割まで上がったものの英語が使えるようにはならなかった。座学でどんなやりかたをしても、私くらいの得点範囲にいる多くの受験生にとって、受験英語はあまり意味はない気がする。語学留学し、大学院留学し、わからないながらも一番後ろからついていったことが、今、多少使える英語になっていると感じる。