三越と伊勢丹が経営統合。百貨店事業を中心に不動産、カード事業、EC事業も手掛ける。基幹店の構造改革、支店・地方店・海外店・中小型店のビジネスモデルを再構築で収益回復を目指す。ニッコウトラベルを完全子会社化するなどシナジーの高い飲食、旅行、理美容に特化し育成。
時価総額
9,951 億円
業績
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大西さんは一言で言えば伊勢丹愛に溢れている人。
大幅減収となったが、いくつもの改革路線を引き
百貨店業界の方向転換を計っていた矢先だっただけに
解任劇は衝撃的でした。
記事にもありますが、
抜粋『その原因は、百貨店自身が在庫を抱えず、売り上げが計上されたときに、仕入れが計上される形でリスクを取らない『消化仕入れ』や『委託販売』などにありました。それを変えたかったのです。』
ここにメスを入れようとしていたのは大西さんだけでした。
いち伊勢丹LOVERから言えば、カード政策の変換は痛かった。Iカードの10%オフがあるから伊勢丹を選んでいたという顧客も多かったと思います。Tカード導入は伊勢丹顧客を離れさせる一因になったと思う。
またEC化の遅れもあった。これは大西さんは急いでいたのにも関わらず現場が追いついていなかったように思う。ECと連動して店頭での接客ができれば、状況は変わっていたと思う。
今後伊勢丹が取る路線が、改革路線をおろして、縮小だけに行くようであればそれこそ伊勢丹三越ののれんと雇用を守れない方向になってしまわないだろうか?
人望も高く、笑顔が人を惹きつける水戸黄門的な大西さんに必要だったのは、優秀な”助さん格さん”だったように思います。
経営トップの仕事は長期利益の最大化。利益が長期で出なければ雇用にも影響が出てくる。ただ利益を出すために雇用に手をつけることは、とても難しいし、特に日本においては尚のこと。一方、雇用に手をつけるのが遅くなればなるほど、長期利益を出せるようになるまでにかかる時間・努力は増える。
「鶏と卵」ではあるのだが、GMやJALなど、労組との雇用を巡る対立の長期化が、いくつかの企業で最後には破綻にいたる大きな要因となっていた事実から目をそらしてはいけないと思う。
あと、先日も日経ビジネスの有料記事もあった。このタイミングで一気に記事が出ていることには、何らかの背景もあるのだろう。
構造的に持続するのが困難な事業でオペレーションをいかに磨き上げようとも、「大和魂」と叫んで精神論に逃げ込んでいるのと変わりません。
人というのはつくづく変化が苦手なんですね。逃げ切れる世代は良いでしょうが、若手はどう思うのか、グッドコップ・バッドコップの役割分担はどうなっていたのか、色々と考えてしまいます。
現経営陣がどういう方向性を出していけるのか、改革がアトモドリしないかが注目です
#福田峰之でした
個人的には、元伊勢丹の大西さん、元USJの森岡さんで今まで見たことないような、モノもコトも楽しめる、場所を創造してくれたら、すごく面白いのに思っています