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自動運転技術 一体で

日本経済新聞
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    東京大学 大学院工学系研究科 航空宇宙工学専攻 教授

    現在,自動運転のプラットフォームは2陣営に分かれている.
    ・Intel,Mobileye陣営
    ・NVIDIA陣営
    このうち,BoschはNVIDIAと提携を結んでいる.その上で,Audi,BMWなどと自動運転を可能にするセンサ,車載制御システムの開発を進めている.今回,これとは別に,自動運転システムをパッケージとして新興の自動車メーカーにも販売するという.

    自動車業界は,将来,自動運転システムを提供する少数の企業と,ハードウェアとしての自動車を製造する多くのメーカーにわかれるのでしょう.
    ユーザー(ドライバー)からすると,異なる自動運転システムを搭載した車は操作性が異なる.PCのOSが数種類(Wintel,MacOS)に独占されたように,自動運転システムを提供する企業は少数の企業に独占される.
    一方,単なるハードウェアとしての自動車製造メーカーになった企業は,これら提供された自動運転システムを組み込んで車を製造する.車は電気自動車となればモジュール化し,買ってきたパーツを組み合わせることで自動運転車が簡単に製造できるため,新興メーカーが勃興する.やがて,これらメーカーは,自動車のコモディティ化によって価格競争におちいる.自動運転システム提供企業は安泰である一方,自動車製造メーカーは死屍累々である.ちょうど,PCのハードウェアメーカーと同じです.
    自動運転システムをすばやく普及させ,デファクトスタンダードを握った者が将来の安泰を保障されている.

    【追記】 「自動車」開発には技術の擦り合わせが必要で,モジュール化されてその組み合わせではできない.将来もそうだ.現在の「自動車」の概念,「重々しい移動体」は,将来も存続し続ける.とてもそうは思えません.それは思い込み,信仰に近い考えです.自動車業界に身を置いている方は自動車愛が強すぎます.実際,中国ではモジュール化が進み,インドでもタタが格安の自動車を出しているのはご存知の通り.そんなものが世界で受け入れられるはずがないと思っていると,日本の自動車メーカーは電機メーカーと同じ末路をとります.もちろん,ごく一部の高級車は残ると思います.乗り心地そこそこのシェアされている車ではなく,自分専用のプライベートカーの需要がどれほどかは分かりませんが.


注目のコメント

  • U of Michigan 教授 (機械工学), 副学科長

    記事の内容からはちょっとそれますが、斉藤 陽さんのコメントを読ませていただき、機械工学への深い洞察(と愛?)に感銘するとともに、以下のペーパーを思い出しました。。。 知る人ぞ知る、機械設計研究者のバイブルのようなペーパーです。

    Why mechanical design cannot be like VLSI design
    https://link.springer.com/article/10.1007/BF01608348

    著者のDan Whitney 先生は数年前 MIT をリタイヤされました。この方、業界では有名な大変厳しい方で、機械設計分野で歴史に残るペーパを幾つか書かれています。最近ある件で連絡をとらせていただいたのですが、リタイアされてますます厳しかったです。。。

    記事の内容ですが、ボッシュならある程度いけるかも 完成車としてのシステムインテグレーションには、PCでいうデバイスドライバに相当するコードが必要ですが これはどうしても完成車メーカが作らなければばらないでしょうねぇ 将来ボッシュのこのビジョンが実現するとするならば、このあたりがOEMの差別化にはなりますかねぇ


  • ユーザベース SPEEDAアナリスト

    自動車部品メーカーは、自動運転用システムをパッケージとして売ることで、産業の水平分業化を狙う。
    一方で、自動運転部分だけでなくシャシーだったり、様々な従来からの技術もEVだろうが自動運転だろうが重要。またメーカーとしても使わざるを得なければ使うが、基本的には囲い込まれる=自社の付加価値が減る。それゆえ新興メーカーを狙うのだろうが、新興メーカーは規模が小さいので部品メーカーにとって回収できる規模のビジネスになるかは分からない。
    にしてもBoschはLIDARまで手がける予定なのか。


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