豪に世界最大の蓄電設備設置へ 米テスラ、停電を防止
コメント
選択しているユーザー
計画自体は現実離れしていません.あいかわらず,イーロン・マスクは可能・不可能の限界の見極めがうまい.
コスト効率の高い蓄電技術は,風力や太陽光などの自然エネルギー発電には必須です.
kWh単価,kW単価で,NaS電池と比べれば,リチウムイオン電池はコスト安といえる.問題点は,リチウムイオン電池はエネルギー密度が高い一方で,火災などの重大事故を発生する恐れがある.ボーイング787もそれでトラブルを起こした.また設置後も,時間の経過とともに効率は低下するため,定期的に交換する必要がある.これらメンテナンスも見越したビジネスなのでしょう.イーロン・マスクのセンスに脱帽.
また,交流・直流変換設備(コンバータ・インバータ)も必要.この電力変換効率も重要.
注目のコメント
みなさん、意外と知らない事実として、「電気は貯められない」ということ。普段からなんでも充電して使う生活に慣れてるから、なんとなく、発電所で発電された電気も、なんとなく貯められそうな気がしてませんか? 違います、リアルタイムに電気は、今あなたの目の前のライトなどで消費されてます。電気を作ることと、電気を消費することは、リアルタイム同時です。だからこそ、夏のエアコンピークは辛いし、春秋の夜間は電力が余ります。これが大規模に蓄電できるという未来社会は、電力発電と供給の観点から、本当に人類にとって画期的な社会課題の解決へつながるでしょう。
「10万キロワット」のイメージが付きにくいので、調べてみた。
蓄電池として有望視されているNAS電池の事例で見ると、日本ガイシが昨年九州電力に納入したNAS電池は、①のリリースを見ると「世界最大級」とある。それが出力5万キロワット、容量30万キロワット時で、一般家庭3万戸の一日の電力使用量に相当する、とのこと。
電力は単位が分かりにくいのだが、英語記事(②)もみると12.9万キロワット時(129MWh)という表現があるので、上記前提でいうと約1万戸分程度だと思う(計算や自分が勘違いしていなければ…)。
ただ、停電時の電源ではなく、再生エネルギー活用するなかでの電力安定化によって停電を防ぐことが目的なので、NAS電池と比較して出力が大きく、容量が小さいということなのだろう。
①http://www.ngk.co.jp/news/2016/20160303_01.html
②http://bit.ly/2sTRe9eシーメンスでは、この方式は難しいと
考えています。
即ちグリッドをインテリジェント化する
事、即ちIoT化する事が大切です。
その他は、水素変換も取り組んでいます。
電池に貯めた電気は直ぐに劣化し、長期
大容量保存には向かない。
更に言うとこのレベルの電池は、危険
かつ寿命に問題があります。