日本版NCAAを「絵に描いた餅」にしないために
NewsPicks編集部
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自分も、NCAAの傘下であるハーバード大学のサッカー部でサッカーを4年間プレーし、高校時代実際に監督にリクルートされ、UnofficialとOfficial Visitをした1人です。
細かい話をすると、高校サッカーの試合に大学の監督がリクルートしにきても、直接話してはいけない。親と話してもいけない。電話であれば好きなだけかけていい。など色々なルールがありました。
実際に経験して思ったこと、それはNCAAがあるから大学スポーツが産業として発展していて、だからどの大学も部活にお金をかけて、だからどの大学も立派なスポーツ施設を持っている、ということです。
自分が数ある大学の中からハーバードを選んだのも、天然芝2つと人工芝1つ、冬にはドーム施設もあり、環境がよかったからです。
注目のコメント
日本版NCAA設立に向けた動きがいよいよ本格化しますが、本家アメリカのNCAAのコピーを作る事が目的では無いと思っています。
後発組の地の利を活かし、欧米の課題も理解した上で、日本に合った組織にできるかどうかが重要だと考えます。日本でも大学野球なんかは地方私立大学ががっちりとしたリクルーティングの仕組みを組んで全国クラスのチームづくり、プロ選手の輩出に成功しています。上武大学や国際武道大が良い例です。日本版NCAAの重要な部分はリクルーティングだけでは片付けられないと思っています。むしろ競技の強さよりも見せ方、盛り上げ方の問題。夏の甲子園の総観客数はすでにNCAAバスケと対して変わりません。