「製薬業×テクノロジー」の現在地とAIの可能性
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国内の製薬業界2位のアステラス製薬は、2年前に一般的に言うデータアナリティクス部門を米国に立ち上げて、全世界のデータを収集・分析する体制を敷いています。
製薬業界は先進テクノロジーの活用がほかの業界よりも早い。アステラス製薬はグローバルIT基盤をどのようにつくり、データアナリティクス部門で何を進めているのか。創薬におけるAIの使い方についてもインタビューでは触れています。アステラスはじめいくつかのグローバルファーマではAIに関する取り組みが社内で始まっていると聞くことが多くなった。創薬や臨床試験、診断支援の領域でAI活用が本格化すれば、製薬のマーケティングは大きく変わるし、マーケティングから純創薬会社に近くなっていくはず。デジタルマーケの活用がもっとも遅かった領域が、明らかに変わりつつある。既得権益を受けているところは、流れに乗り遅れたら大変なことになる。強く自戒を込めて。