ユニリーバCEOが語る、グローバル・リーダーの役割

2017/7/10
独自の視点と卓越した才能を持ち、さまざまな分野の最前線で活躍するトップランナーたちが、時代を切り取るテーマについて見解を述べる連載「イノベーターズ・トーク」。
第92回は、世界有数の消費財ブランド、ユニリーバのCEOであるポール・ポールマン氏が登場する。
ポールマン氏は2009年、世界金融危機の影響で同社の業績が落ち込んでいる最中にCEOに就任。8年間で時価総額を2倍以上に引き上げた立役者だ。
NewsPicksの連載「知のフロンティア」でもおなじみの経営学者・入山章栄氏も、ポールマン氏のことをハーバード・ビジネススクールのケーススタディでも取り上げられた「伝説の経営者」と評している。
ポールマン氏のビジョンは、「環境負荷を減らし、社会に貢献しながら、ビジネスを成長させる」というものだ。
社会貢献や環境への配慮といった、一見ビジネスからは程遠い行動がどうして会社の成長に繋がったのか。彼が重要と考える「世界の3つの課題」とともに、その経営論・リーダー論が明らかにされる。