中国、南沙諸島の設備増強=軍事設備「完成間近」-米シンクタンク
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中国は、南シナ海の実質的な領海化及び軍事拠点化を止めた訳ではありません。
米国も、南シナ海における中国の活動を見逃していた訳ではありません。因みに、米国では、ファイアリー・クロス、ミスチーフ礁、スビ礁を「ビッグ3」と呼んでいますが、中国の大規模軍事基地として使用が可能だという意味です。
中国は、これら人工島に航空機にハンガー(格納庫)を建設しただけでなく、戦闘機を始めとする軍用機の運用も始めています。
どの国であっても、自国が生存するために必要だと考えれば、どのように圧力をかけられようと、その行動を止めることはありません。
中国にとっての南シナ海は、米軍が中国を攻撃してきた際に、本土に到達するまでの縦深性を担保するだけでなく、米国に対する核報復攻撃の最終的な保証であるSSBN(核弾頭を搭載する弾道ミサイルを発射可能な原子力潜水艦:戦略原潜)が米海軍に探知されることなく太平洋に出て戦略パトロールを行うためにも、どうしても自国がコントロールしなければならない海域なのです。
さらに、一帯一路にも関係して、西へ展開する経済活動にも軍事力の保護が必要だと考える中国は、中東などで米ロが軍事的なゲームを始めても中国が軍事プレゼンスを示せるように海軍力を増強していますが、南シナ海を領海化することで、米海軍の展開にコストを強要しようとするのです。(コスト・インポージング)
南シナ海でも、オバマ大統領は、口だけで軍事力を行使することはありませんでしたから、オバマ大統領が示したレッドラインを、中国に易々と越えられてしまいました。
もはや、南シナ海に建設した人工島の軍事拠点化は最終段階にあります。既成事実となってしまうということです。
また、米国が本当に中国と戦争することになった時には、米国は以前よりも大きな損耗率を想定しなければならなくなります。
中国や北朝鮮だけではありません。安全保障に関わる問題は、議論で解決することが困難です。自分が生き残るために必要だと考えるものを、説得して放棄させることはできません。
政治的な問題は、法的な議論では解決できないとも言えるのです。
日本も、国際社会における問題が議論だけで解決できるという幻想に囚われていては、自らの安全が脅かされ、また、理想とする国際社会を実現することも難しいことを理解する必要があると思います。中国の海洋進出の現状。対応はなかなか難しいところ。小原さんの「政治的な問題は、法的な議論では解決できないとも言える」にしばし考え込んでしまいました
軍事ですので当然の行動です。
それを踏まえた上で、相手の侵略を止められなかったわけですから次はどうするか⁉️を検討する段階です。ここでは国連(連合国)はきのうしません。軍事的主導権を取られた海域を我が国はエネルギー補給の艦船を通過させなければなりません。自国の不利益を放置した報いですね。安倍政権の失政です。
軍事拠点化されたがん岩礁の海上封鎖を検討に入れればいいでしょう。機雷で十分です!
レーダーサイトが作られたならフィリピンに同様の機能とミサイル防衛が必要になります。
諜報機関は、、、。ISを使って、岩礁への攻撃もいいでしょうね。彼らに占拠させた後こちらが奪還すればいいでしょう。