2030年に有人月面探査目指す 日本の飛行士、国際協力で
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注目のコメント
ん~、これはコウノトリの次世代版のHTV-X構想だかとは違うやつなんでしょうか。ステーションまではHTV-Xで行って、月面への行き来のためにランダーを新たに開発するってことかな。だとしたら良いことですね。
これからしばらく政府機関も民間企業もこぞって月を目指す時代がやってきます。2030年と言わず、中国のようにもっと早く完全自力で有人の月輸送能力獲得を目指すのも一案ですが、NASAに乗っかれるところは乗っかる方が、予算の少ない日本にとってはベターな戦略ですかねー
追記↓
いまさら月に行って何があるの?火星の方が夢があるのでは?と思われている方いらっしゃると思いますが、月にもたくさんの資源があります。
まず水の氷。北極には推定6億トン。南極にもあると言われています。これは人間のライフサポートや電気分解して液体酸素・液体水素にすればロケットの燃料になります。
あと、鉄・軽金属・ベースメタル・レアメタル・レアアース・貴金属なども採れると言われています。たとえば月の砂には、主に酸素・ケイ素・鉄・アルミニウム・マグネシウム・チタンなどが含まれています。これらは構造材・電子材料・3Dプリントに使えます。
さらに、未来の核融合発電の燃料となるヘリウム3が数百万トン(地球にはほとんどありません)。これは地球に持ち帰るか、月面に核融合炉を作るかして使います。
もちろん月はアポロがすでに行ったので、人類としてのロマンだけを追い求めれば火星の方が魅力的ですが、火星は片道6カ月、月は片道4日。どちらが地球圏宇宙にとって実質的に有益なステップかは明白ですね。
火星を目指すと公言している民間組織は2つしか知りませんが、月を目指している民間組織は少なくとも8つくらい知ってます。6月28日に文部科学省で開かれた「宇宙開発利用部会 国際宇宙ステーション・国際宇宙探査小委員会」においてJAXAが表明したよう.資料がまだ公開されていないので,報道以上の情報はない.
JAXA宇宙科学研究所では,SLIM (Smart Lander for Investigating Moon) 計画で,月面への小型探査機の高精度着陸技術を実証しようとしています.打ち上げは2019年度末で,イプシロンロケット(強化型)を使用する予定.この成果を国際的な月面探査計画につなげ,その貢献をもって,米国の輸送ロケットに日本人宇宙飛行士を搭乗させたいとの意向のよう.
宇宙ステーションもそうですが,国際協力なしに宇宙開発は進まない.その貢献度に応じて,宇宙飛行士の枠が決まる.宇宙ステーションの場合,「きぼう」とHTV(こうのとり)で日本は貢献したので,有人枠を確保できた.アメリカ政府並みに輸送システムの先行契約やってくれれば有人月探査船の開発まで持っていけると思いますけど、やんないんだよね。。