ダドリーが言うように金融状況指数が緩和的になっているのは株価が高い、債券が高い(金利が低い)という事実があるかと思いますが、それは結局、「融資が増えていない」→「金が余っている」→「株や債券に流れている」、という因果があるように見受けられます。とすれば、そもそも融資が増えていない事実を相応に重く捉えることが必要なのではないかと思います(貸出態度調査を見ても貸出態度は緩和していますから、貸出が伸びていないのは明らかに借り手要因です)。 株が高くて金利が低いからもっと利上げできるという発想には危うさを覚えます。
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