【新】専門家と考える「怪しいデータ分析」に騙されない方法
NewsPicks編集部
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プロであるはずのアナリストのせかいでも「相関関係と因果関係の取り違え」はまま見られます。分析の基本中の基本であるにも拘わらず、自分の「言いたいこと」が優先し、法廷弁護士的に物を言おうとする(e.g.どうしても円安と言いたい、と言ったような)傾向がそのような事態を生んでいるのかもしれません。
新聞、メディア等でも結局の所、「それってたまたまそうなっただけではないの?」という事実を喧伝し、しかもそれが受け手が鵜呑みするというケースも少なくないように見受けられます。それらも結局、「言いたいこと」への思いが先走った結果なのかもしれません。今回のトークはあらゆる場面に通じて大事なことを再確認させてくれそうです。自戒のためにも楽しみです。相関と因果。さすがに最近は毎回突っ込むのも疲れるし不毛なので減りましたが、記事に対する「そりゃ因果の取違だろ」コメントはNPでも定番の型の一つ。
ただ、これを繰り返していて思うのは、きちんと因果を理解する、特定できるということは「むずかしいこと」なんだな、ということ。
ビジネスの世界では正しく因果をわかる人のほうが正しい答えに導ける確率が格段にあがるので、端的に言えば因果理解力は「差別化になる」ということなんだと思います。
トヨタの「5 why」も、因果を掘り下げる言葉ですが、因果が間違ったまま、5回も掘り下げていったら想像するだけで大変なことになりますので