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結構大変でした笑 投資家と起業家ではどうしたってファイナンスに関する知識や経験では差がついてしまうので、少しでもこうした情報発信で透明化を図っていきたいと思ってます。あと、あえて今回の調査レポートではファクトを伝えることに絞ってみました。おかげで色んな方に色んなコメントをしていただけていて、非常に嬉しいです!
日本の主だったスタートアップの資金調達について網羅的に調査した貴重な資料。本稿にも言及があるように、ラウンドの定義がどうしても難しい(知る限りでもシリーズAは普通株、シリーズBでA種優先株式という会社、いくつかあります)、バリュエーションは調達額からの逆算といった限界はありますが、参考になります。
今でこそ、残余財産の優先分配権は1倍程度という相場観が形成されつつありますが、2010年前後は3倍なんてのもザラにありましたよ。どことは言いませんが。

追加調査項目にある「バリュエーションと優先分配率の関係」というのは、本来相関があって然るべきですが、実態としては優先株式の条件に特に厳密な根拠があるわけでもなく、投資家側からとりあえず一般的な優先株式の内容を「全部載せ」してオファーし、その後になんとなくの相場観や需給関係でそれらしい条件に収斂しているものだと思います。
そもそも普通株式と優先株式は内容が違うわけで、直近に発行された優先株式の価額と比率から逆算してバリュエーションを算出するという慣行自体が、本来ファイナンス的には誤った考え方のはずです。
この点、調達する側も、バリュエーションや優先株式の内容について協議する際、「じゃあ普通株式ならバリュエーションはいくらなんですか?」と問い返してみるくらいの挑戦はしてみてもいいかもしれません。これ、根拠を持って説明することはなかなか困難です。
これは素晴らしすぎるので、保存推奨。
起業家は財務や法務を死ぬほど学んで理解し、そして最後の意思決定をしなければならないということがわかる、あまりにも秀逸なまとめです。意外かもしれませんが、ファイナンスナレッジを深く持っている起業家は多くありません。
>米国はシードファイナンスで「優先分配権1倍かつ非参加型」がほとんどをだが日本のシリーズAは「優先分配権1倍かつ参加型」が4分の3ほど。

ここが一番興味深いですね。

肌感覚的には、日本のVCは「それが相場だよ」的感を醸し出すのが上手くて、起業家はよく考えずにそれに乗ってしまっていることが多い気がする。
これは貴重。なかなか他社の調達の内容って僕らからするとわからないですからね。勉強になりました
ベンチャーファイナンスの世界は多分に「相場観」が支配するところなので、このように日本での相場観が整理されただけでも画期的なことですね。

辻褄を合わせるために逆算して企業価値が決められている実務は理論的なファイナンスの考え方から逸脱しているのは間違いありません。

とはいっても、相場観は「マーケット」であり、マーケット参加者(ベンチャーファイナンスはクローズドな市場ですが)が合意形成した相場は「ファクト」を意味しているともいえます。

また、登記簿謄本にアプローチしてまとめあげるという地道な作業自体も素敵です。敬服します。

パブリック情報のような他人の手あかのついた情報に価値はありませんが、このように自分の足で稼いだ情報にはとんでもない価値がありますね。
資金調達したばかり。する前にこのレポート読んでいれば!
非常に参考になります。
また引用されている増島先生の記事も勉強になりますね。
よいまとめ。
これを投資家である澤山さん側が作成して、公開するのがさすがで勉強になります!