アパレル企業を悩ませる“量産系女子” 「たくさんある服の中から、誰かに選んでもらいたい」
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注目のコメント
この視点は面白い。
確かに選択肢が増えたことでかえって迷うようになるというのは、商品開発の議論でもよく出て来ますが、雑誌が果たしていたセグメントのコミュニティの役割がネット中心になることで崩壊してしまったというのは分かりやすいです。
正直、自分がファッションにあまり興味が無いので、本質的にはファッション業界の変化をよくわかってないのですが。
こうなってくると、記事の最後にあるように個別のお店の販売員のオススメの役割が変わってくる感じはあるので、店舗の役割を再定義するのが必須になりそうですね。面白い。「生鮮食品」という見方に感心、最後のほうの「パーソナル・スタイリスト」のくだりはとても共感しました。
数年前に、友人から「いっぺん、スタイリストを頼んでみたら」と勧められ、日本ではわかりませんが、アメリカでは百貨店やブティックでスタイリストを頼めるサービスがあり、試してみました。私はまるでファッションセンスに自信がなく、服を買うのも苦手でしたが、スタイリストと、そのとき同行してくれた友人たちとワイワイやりながら服を選ぶのはとても楽しかったです。
小売は「品物の販売」よりも「サービス」の価値が大きくなる趨勢だと思います。“豊富な選択肢が目の前に広がっているから、自分で選ぶのが難しくなっていて、無難なところで収まっている”というよりも、『周囲から浮かないように没個性化を目指している』、または、「他に自分を主張できるものがあって、ファッションに個性を求めない」人が増えているのが要因のように思います。
いまの若者たちにとって「個性的」とは否定の言葉である
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/51879
今どきの日本の若者は「没個性」なのか?
http://toyokeizai.net/articles/-/81594