【キングコング西野】一つだけ決めていること。世間の人はどうでもいい

2017/6/19
西野亮廣。お笑いコンビ「キングコング」の一員として芸能界で活躍する傍ら、絵本作家として『えんとつ町のプペル』をはじめとする数々の作品を世に問う、まさに「多動力」を象徴する人物だ。そんな西野氏は、いかにして他の芸人・アーティストと一線を画す自身のキャリアを確立したのか。そして、膨大な数のプロジェクトを行うために、何を考え、どう行動しているのか。西野氏の「多動力」の源泉に迫る。
本に賞味期限があるのはおかしい
──西野さんが、昨年出版した絵本『えんとつ町のプペル』は部数が30万部を突破しています。一般的には、アーティストは作品だけに集中して、マーケティングは出版社や所属事務所に任せますが、西野さんは、宣伝や流通の戦略も自分で考えて実践しています。なぜあえて、作者という枠組みを越えた取り組みを行ったのですか。