ホリエモンと西野亮廣。「多動力」を語る

2017/6/19
「多動力」──ビジネスや産業の境界線を飛び越え、自分の好きなことを次から次へとこなす力のことを指す。
その重要性について説いた、堀江貴文氏の著書『多動力』が、今、12万部を超えるベストセラーとなっている。
これまで「多動力」のある人は、落ち着きがない、腰が定まらないとマイナスの評価をされてきた。しかし現在では、そうした人材こそがイノベーションを生み出し、長い人生を有意義に生きると堀江氏は語る。
では具体的に、「多動力」をもって人生を生きるためには、何を考え、どう行動すればいいのか。
それを読み解くために、本特集では堀江氏ともう一人、「多動力」を象徴する人物を呼んだ。
西野亮廣。お笑いコンビ「キングコング」の一員として芸能界で活躍する傍ら、絵本作家として『えんとつ町のプペル』をはじめとする数々の作品を世に問い、個展やイベントを主催するなど、肩書にとらわれない活動を展開する人物だ。
第1〜3回では、西野氏の単独インタビューを掲載。『えんとつ町のプペル』を30万部のベストセラーに仕立て上げたマーケティング術から、数々のプロジェクトを回すための「人を巻き込む力」まで、縦横無尽に聞いた。
【キングコング西野】一つだけ決めていること。世間の人はどうでもいい
【キングコング西野】未来に抗うのは無駄。すべての職業はなくなる
【キングコング西野】肩書にこだわるのは危なっかしい
第4〜7回では、堀江氏と西野氏が「多動力」の極意について徹底的に議論。他人に時間を奪われず、むしろ他人の時間をうまく活用するための秘策や、現代社会で活躍するために捨てるべき固定観念について話を展開する。
【堀江×西野】世の中は「やれば簡単なこと」であふれている
【堀江×西野】他人の時間を一番奪ったヤツが勝ち
【堀江×西野】「オール3」の成績に何の意味もない
【堀江×西野】前澤くんは賢い。アートなら世間から責められない
(聞き手:箕輪厚介、野村高文、撮影:竹井俊晴、デザイン:九喜洋介、映像制作:安岡大輔)