東芝半導体:鴻海・郭会長「経産省主導、不公平だ」
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注目のコメント
技術や事業モデル重視の私には、コメントする気が失せる東芝メモリ出資話。
ただ一つ記すと、「もはや政治だから関わらない。Micron(Intel)や今の買い手連合とこうする」と突然決めるのも、Foxconnの郭さんらしい次の動き。政商の対極で生きてきた人だから。加えてStorage Class Memory(特定方式というよりむしろ市場)が大事だから。経産省主導、不公平というより、不公正だろう。
シャープでの実績も認めてあげて、機会の平等はあってもいいだろう。
経産は、米を怖れているのだろうが、別途、米は中国とも接近、梯を外される可能性がある。AIIBも同様。
技術流出を外為で封じようとしても、シャープを使って買えば何とかなる。
私は、鴻海の資金繰りを懸念(OP5000億円程度、自己資本数兆円くらいで、東芝メモリを買えばきつい、毎年5000億円の投資も、シャープもふくめいる)していたが、ソフトバンクのファンドや、テリーゴー会長の個人の資産もあるようだ。
それよりも、本気を出すなら、東芝本体をTOBすれば済むこと、
1兆円くらいで、メモリや子会社もついてくる。シャープの時もそうだったが、関係者や周辺者から断片的情報が出すぎる。
守秘義務や市場への影響を全く考えていないかのようで腹立たしい。これでは、インサイダー取引を黙認し、フェアディスクロージャーもなにもあったものではない。
東芝は市場に対して情報管理とディール進捗に責任があるのだから、毅然として欲しい。守秘義務違反者は、ディールから排除してもよい。