「変人を受け入れる風土」が一流人を創る
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「働き蜂を増やすだけではなく、本当にクリエイティブに物事を考えられる天才を育むことは、より一層大事」というお言葉からは古来、太平洋戦争の時代からも指摘される「兵隊は優秀だが大将が無能」という日本(軍)批判を思い返します。「頭が駄目だと苦労するのは手足」ですから、今の日本に必要なことは創造力に富む人、というのは首肯できます。
但し、それもこれも「基礎学力が高い」という自明の前提があってこその話ということも忘れてはならないと思います。「学校は楽しければ良いんだ」は決して「嫌なことをしなくても良い」ではありませんし、数学の公式のくだりにしても、それで理解できるのはやはり基礎学力が高いからに違いありません。「個性」や「創造力」を育むことに関し、そもそも反論は出ませんから、平校長の志向する環境に置かれて尚、能力を一段と伸ばせるような基礎体力作りは小学校のうちに(嫌でも)やらせた方がいいのだろうな、と思います。そんなに良い教育をしているのなら、そこから女性が排除されているのは異様。是非とも共学化を成功させて欲しいです。思春期の女子の精神的な成長スピードに引っ張られて男子も成長を加速させる効果も期待できます。
既存の仕事の多くがなくなるであろうと言われている今。極めてこのインタビューにも出てくる「クリエイティビティ」が大切になってくると思います。
クリエティブと聞くと広告?映像系?とか思いがちですが、車ひとつ、洋服や文房具、野菜ひとつにも関連するキーワードだなと。
東大合格率などを打ち出すと卓上の知識や暗記を連想しますが、「真にユニークで頭のいい人」の多くは「一芸」にも秀でています。
この一芸リスペクトこそが、その人の成長や可能性に繋がり、そこを尊重できる校風は素晴らしい。
一方、働き方改革を単なる効率主義ととらえると、この一芸が伸びないこともあり。
だからこそ空気感に左右されない「自分の意思をもった自由主義」を目指すしかないですね。
実は…この「責任持った自由」こそ実は遠くのもので、は幼児からの教育レベルでやらないとですが。そこも含め我々大人か切り開かねば!と責任を感じました。