服借り放題サービスは「服好きな人」につかわれない。借り放題アプリ「メチャカリ」意外なユーザーニーズと、長身モデルが「リアルじゃない」言われる話
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注目のコメント
これ私です。「服好きじゃない人」でレンタル使いまくり。あと、長身モデルがまるっきり参考にならないのも、私がアメリカで使っているRent The Runway(RTR)でも同じ。モデルさんは身長190センチで0号とかなので、めっちゃスカートが短く見えますが、私が借りてみると普通に膝丈だったり(笑 RTRだとユーザーの写真が見られるので、そちらの方をもっぱら参考にしています。いろんな体型や年齢の人たちがアップしているのでとても役立ちます。
RTRの場合は、このサービスと違って買い取りは別料金で使い回しなので、「自分では絶対に買えない、めちゃくちゃ高い服」(一着15万円とか)を借りられるし、私だと(RTRで一般的な価格帯である)一着400ドルでも自分では買わないので、より高い価格帯の服だと、逆に今までよりもレンタル向けに売れるようになる、「価格帯の移動」があるうるのでは、と思っています。チープな服ばかりに向かっているアパレルの需要を、これを使ってうまく高価格帯に動かすことは可能ではないかと思ったりします。
同じ服を何度も同じお客さんの前で着られないし、翌年の同じシーズンには流行が変わっているし。服好きな人って、一体どんなお金持ちなのか、とても不思議です。私は、仕方ないから、なるべく無個性なものか、安くて2−3回しか着なくても惜しくないものしか買えませんでした。パーティドレスなど本当に一回しか着ないので、買う時に心が痛んで大変でしたから、レンタルは本当にありがたいです。サービス開始直後に社長さんにお話しした通りになりましたね。服を買いに行くのが面倒だったり、ファッションエリートに混ざって買うのが恥ずかしい層はそれなりにいて、しかもこの会社の森ガール系のファッションはその辺の層に刺さりやすいとおもいました。でも、SPAだからこそ利益を得やすい業態で、独立系でやるのは大変なはずです。