【スライド解説】最強の「エコ食」。実は知らない冷凍食品の全て
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注目のコメント
デザインを担当しました。
作りながら感じたのは、自分の中にも冷凍食品に対する誤ったイメージは結構あるな。ということ。でも、合理的で美味しいのも納得できるのだけど、冷凍食品<手料理っていう感覚はなかなか覆らない気もする。味覚は相対的なものなので、作り手との関係で「美味しさ」は変わるから。…といいながら、さっきからカップヌードルが食べたくてしょうがない。食べるというのは生きることそのものです。なので何をどの様に食べるかはその人の生き方を表す。SNSでのリア充アピールにおいても食はかなりの位置を占めています。
と、考えたときにやはりその食がいかに「強度」を持っているかが重要で、しばらくはそれがレストランの名前やビジュアルだったりしたのが、もう一段階先に来ていてオーガニックや自然栽培、こだわりシェフ、畑直送、全部自分で手作りみたいな方向にいっていると感じます。
私は今日これから「ダイズを種から育てて味噌作り体験」の第1回種まきを実施しますが、それなりの単価で親子でその体験に参加しようという方は多いです。ちなみにダイズ収穫は11月、味噌仕込みは1月、味噌として食べられるのはちょうど1年後の2018年の初夏です。
この非効率の極みが「強度」を持ち、それに参加することで家族コミュニケーションも促進され、暮らしの豊かさを実感できるというのは大きいと思います。
(工業生産される味噌は2ヶ月ほどでできてしまいます)
もちろん冷凍食品に否定的というこことではなく、むしろもっと普及してもらうことで私のように「食の強度」をサービス化している者の取り組みがインパクトを持ちやすくなるのでむしろ歓迎していますし、業務用冷凍ストッカーも仕事でよく使っています。専業主婦割合が多かった日本では冷凍食品は確かに「手抜き」のイメージがあるのかもしれません。
フランスはこの点非常に合理的。
無痛分娩も月経を安定させるピルの普及率も世界的にみて非常に高い。
「手抜き」とか「お腹を痛めないと・・」というようなかつての”呪縛”から解放されることが案外女性の社会進出にとって重要な気もします。