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ラジオ番組PICK ONEに出演してきました。

大物モデレーター(サッシャ様)がいて、お美しい寺岡さんが対面に座る、アウェーでの生放送でした。素人の私は当然にして場をコントロールできず、事前に準備したネタの10%も話せませんでした。これはロードショーでの投資家プレゼンよりもムズイ笑。
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さて、欧州洋上風力は、港湾や工事業者など社会インフラの高度化、風車が大型化・高性能化にしていって、コストの低減が見込まれます。市場経済下では、コストが低減すると、導入量が一層拡大します。この波はアジアにもやってきます。

風車の大型化について:
・今の主力である4MW基という風車は、大体130メートルの高さです。映画シンゴジラの第4形態(鎌倉に再上陸したゴジラ)が120メートルくらいなので、風車一基がシンゴジラ一体よりも大きいイメージ。

・そして2020年代前半には、今の4MW基が13MWくらいまで大規模化していくと言われています。これは250メートル級の高さで、六本木ヒルズよりも高いくらい。六本木ヒルズ級風車が、海上に100本単位で並んでいくと思うと、壮観です。

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もう一点、DONGが事業の選択と集中を進めた理由は、ラジオでお話しした脱炭素の世界的潮流の他、純粋ビジネス上の理由もあろうかと思います。

すなわち:
・石油ガス上流インダストリーは、大企業の国際石油資本(メジャー)や国営石油会社が席巻するマーケットです。例えばエクソンモービルは、時価総額にして40兆円くらい。

・DONGの石油ガス事業は1000億円強で売却することを踏まえると、DONGは、このインダストリーにて小規模ビジネスを行なっていたということが分かります。

・非大手には非大手の戦い方があって、それは事業の選択と集中を行い、自社に強みがある成長分野に経営資源を特化することです。DONGの場合は、世界シェア2割を誇る洋上風力発電です。
日本は陸上面積は小さいですが、海に囲まれているので、海も入れると実は世界的に見ても領土の大きな国
それを利用しない手はないですし
海は陸上に比べて風が安定的に吹く傾向にあり
太陽光と違い昼夜の差もない
これで電力をまかなえたら素晴らしい
いつの間にかラジオデビューしてるやん!
でも、知らない話やったので勉強になりました。さすがはエネルギー会社のCFO、さすがやわ。

次は目指せ、テレビ出演で解説やね。(笑)
さすがのドン・キホーテも向かっていけない洋上風力発電。

我々も資機材納入含めて取りにいっています。
この連載について
プロピッカーが人気番組『STEP ONE』に出演し、気になるニュースやトピックスを専門的な視点で読み解きます。毎週木曜10:10〜OA中。