トランプ米大統領、5日からの週はインフラ整備計画に注力
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「1兆ドル」等という数字ばかりが踊っていたインフラ投資ですが、一つの大きな法律で打ち出すというよりは、いくつかの手法に切り分けられて、できるところから進めていく形式になりそうな雰囲気があります。その方が現実的ではありますが、見た目のインパクトには欠けるかもしれません。
それにしても、オハイオ川とは、トランプ支持地域への遊説を、コミー前長官の公聴会ウィークにぶつけてきましたね。金利・為替市場では存分に期待が剥落したテーマなので、少しでも前向きな話が出てくれば相場は上方向に敏感な反応を示す可能性があります。
もっとも、だからと言ってFRBの連続的な利上げやB/S縮小がそれだけで担保されるとは思わない方が良いと思います。過去3年分のドル高と名目金利上昇が折り重なっている以上、拡張財政の効果はネットアウトして判断したいところです。