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音声認識の話が非常に象徴的に感じますが、これは根底に「ハードウェア重視」の裏返しとして「ソフトウェア軽視」の考えが潜んでいるように感じます。
↓の記事でも「ソフトウェアがイノベーションのカギを握っていることへの理解の低さ」が指摘されていますが、当のソフトウェアエンジニアやウェブエンジニアですら自分たちの仕事を「ものづくり」とハードウェアの称し方で語るのを聞くにつけ、価値観の根深さを感じる次第です。「大艦巨砲主義」を「航空主兵論」に切り替えるくらいの転換が必要なのでしょう。
https://newspicks.com/news/2197696

以前、バークレーのCole名誉教授とお話しした際も、教育や経営イシューにおけるソフトウェアの軽視ぶりを日米比較から痛烈に指摘されたことがあります。
http://www.haas.berkeley.edu/groups/online_marketing/facultyCV/papers/Cole_Robert_The_Japanese_Software_Industry.pdf

意思決定者の肌感覚について言うと、以前、高名なコンサルタントがAmazonGoについて「レジなんて大して並ばないし、意味がない」と話していたのを聞いて、こりゃダメだと感じたことを思い出しました。

これらを考えるにつけても、「AI問題は人事問題だ」という論理展開は得心しますし、トップの腹決めの問題だと思いますが、これを出来上がった会社で実現するのは絶望的だと感じます。合理性ではなく情緒の問題。オープンイノベーションにしろ人事にしろ、固まったものを変えようとすると不満も噴出すれば面従腹背も横行するし、とにかく面倒くさい。これを「あがり職」であるサラリーマン経営者がやりきるインセンティブって普通に考えてないと思います。
裏を返せば、まだ出来上がっていない会社にとってはアービトラージの宝庫だとも言えるのでしょう。
AIという非連続的な変化が起きている今だからこそ「正しい独裁者」が不可欠。

後半で塩野さんが指摘しているように、サラリーマンでもオープンイノベーションは起こせますが、やはり創業者が最強でしょう。

*【冨山和彦】創業経営者は別格だ
https://newspicks.com/news/2200979/
長文記事ですが、長さを感じない示唆に富んだ内容。語り口も大変分かり易い。
前半のハイライトはAIとはロジカル・プログラミングである、というネーミングで、「頻度が高い事象があり、頻度が高い事象のデータがあるものであれば、高い精度で認識、推奨、予測、仕分けなどができる」という定義もこれで完成版でよいと感じます。
後半の人事について、3000万の人をどう混在させるかという点では松尾先生と同じでしたが、それを考える上で「邦銀での金融のデリバティブ」「週刊誌の編集長」「サッカーチーム」の実例を挙げているのは考えるヒントとして大変面白い。
企業は「商品サービス市場」「金融市場」「人材市場」という3つの市場に接していると言いますが、日本企業は長らく商品サービス市場を見ていればよかったということで、メインバンク制の崩壊、資本市場の発展で金融市場には対応しないとけなくなり、ついに昨今の人手不足への対応やAIのような特異能力を持った人をどう雇うかというデーまで、人材市場にもしっかりと対応していくことが求められるようになってきた、ということなんでしょう
元週刊誌編集者として、週刊誌編集長というモデルや、週刊誌の作り方がオープンイノベーション的であるというのは、皮膚感覚としてよくわかります(笑)。
新しいもの、面白いものは外部からもたらされ、中のネタだけでは回りません。

この感覚を持って働いていたので、デベロッパーに転職して、その自前主義の強さ、自らの発案、企画に対する自信の大きさに戸惑いました。
そしてその自前主義はまだまだ根強く残っており、イノベーションの阻害要因になっていることは間違いありません。
塩野さん、非常に示唆深く、よく原稿は読んでいますが、お顔を拝見したのは初めてでした。
戦略とは突き詰めれば、課題解決であり、結局は一番重要なところから向き合わないとダメだと言うことですね。改めて納得です。

引用
─課題なしにまずアイディアや人を集めたりする企業は多いですね。
大企業では、「何かいい事ない?」とアイディアを公募したりしますが、あれは余裕のある「オープンイノベーションごっこ」です。
そうではなく、経営は、一番でかい経営課題を解決しないとダメです。どの会社にも、「死んでもこれを成し遂げるんだ」という課題がゴロゴロあるはずです。
週刊誌の編集長は毎日オープンイノベーション!
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週刊誌の編集長はいい例です。週刊誌の編集長は、社員記者、フリー記者、カメラマン、外部リソースをうまいこと組み合わせて、面白いものをつくるという仕事ですから。
──ある意味、“毎日オープンイノベーション”ですよね。
そうです。新鮮味のあるネタがないと死んでしまうという話です。ですから、サラリーマンのリーダーでも別にできないわけではありません。
わかりやすいですね!
素晴らしい記事です。

正社員が企業文化を担うのは間違い無くて、傭兵としてアウトソースと、文化の担い手としてのインソースのバランスですよね。

アウトソースは給料高く、インソースは給料安いけどストックオプションとかある。
目指す時間軸が違うというのは、この二極化における、大事なポイントで、議論としてこの記事では言及されてない部分ですね。

「Googleに行って、コアの仕事をしている人は多くないですね。」

今、Googleやロンドンがお得かと言われれば、世界中の目がそこに向いて既に4年以上なので、もうバブルの真っ只中。バブルのピークで投資するのは危険なように、個人的には今更感があります。

今有名なところを追うのは間違った戦略だと、過去の歴史が教えてくれてますし、確かハーバードの学生の追跡調査でも出てましたね。

次はそろそろ日本が来そうです。まだ立ち上がり時のシリコンバレーみたいに、バブルではないので、給料とかは高くないですけどね。

それでもマシュマロ問題のように、未来に掛けられる人々は、東京で数年後のビッグバン狙ってもいい気がします。

こんなテロが少なくて、イノベーションに適した地は世界中そうそうないですよ。
正しいカルト
ネットのようにあと2年で溶け込んで普通になるという見方、同感。でも日本のメーカや自動車会社は動かなかったというお話、理解。ヒントの多いインタビュー。
「AI問題は人事問題」は、長年、人工知能に関わってきた塩野さんの言葉だけに説得力が違う。しかもわかりやすい。

ちなみに塩野さんは週刊SPA!に面白かった記事があると連絡をくれます。それも大抵は発売日。その感度の高さには頭が下がります。

同時に週刊誌編集長に対して、オープンイノベーターとして尊重があることがこの記事でわかりました。明日からもう少し頑張れる気がしてきた笑。
この連載について
ウェブ、ソーシャルの波に続く、新たな波が押し寄せている。AIなどのテクノロジーは世界と日本をどう変えるのか。社会、思想を中心に描いたSeason1に続き、Season2では、企業と個人を中心にして、ポストウェブ、ポストソーシャルの世界を有識者とともに考えていく。