【1万字】サンドバーグは、フェイスブックの救世主になれるか
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注目のコメント
私は以前から、三井不動産のライバルは他の不動産デベロッパーではなくFacebookであると言ってきました。
人と人の交わり、情報の情報の交換という、都市が人口が集積していることで果たしてきた機能を、ネット上でより効率的に、自由度高く行えるからです。それに加えて、人々のSNSに対するリテラシーが高まる中で、より深い感情の交錯や、ネットを起点にリアルな場での交流も始まるという役割まで担うようになってきています。
都市が、リアルな存在であるがゆえに持つディスコミュニケーション性を、ソーシャルメディアの特性を上手く使ってクリアしています。
我々のようなリアルな場のデザイナーにとって重要なのは、Facebook で知り合った人たちが、最終的には実際にあってコミュニケーションすることを求めていること。人間が、まだネットだけでは真なる関係性を構築できないこと(しにくいこと)を感じているということです。
この価値をより具体的に言語化し、場のデザインに落とし込んでいくことで、Facebookと共存した、そして本質的な価値を保持したリアル空間を創っていくことができると考えています。「リーン・イン」を読み、デジタル時代になった今の働く女性のロールモデルとして注目していたサンドバーグが、夫を失くしていたことをこの記事で知りました。
ほぼ同世代だけに、とても考えさせれます。
確かに、毎日のFBに自分の気持ちや、環境アップして、みんなのコメントで癒されることも増えました。なかなか、面と向かって言えないけど、FBには書ける。そんな場所になっています。
FBの立役者、サンドバーグの葛藤と苦労をこの記事で読んで、
これだけの人でもその道は平坦ではないんだと。
<抜粋>
サンドバーグの悲劇を機に、フェイスブックは忌引き期間を長くするとともに、病気や離婚など人生のつらい出来事に直面した従業員に、より柔軟な勤務時間を認める制度を導入した。それが他の会社にも広がれば、国の政策にも近い効果が見込める。
「私は自分が本当にいいと思っていることを、親友と一緒に仕事にしている。だからこれを続ける」と、サンドバーグは言う。
彼女の「プランB」というオプションを考えながらキャリアを考えることって、今の日本でも必要だなと思いました。特に女性にこの記事は読んでほしいです。読み応えあります。内面をこれ程さらけ出す行為はとても勇気がいるでしょう。ブログの時もmixiの時もTwitterの時ももちろんfacebookの時も「なぜ日記を公開しなければならないのか」「アメリカ人はともかく日本人はそんなことしない」という批判は多かったと思います。ソーシャル疲れもたまにはありますが、ソーシャルに救われた人もたくさんいるでしょうし、新たな出会いもたくさんあったでしょう。それだけの価値を生みました。