ビットコイン熱、ますます激化－機関投資家も唯一の米信託に殺到

(Bloomberg) -- 仮想通貨ビットコインの投資熱が極端な方向に向かっていることは、機関投資家が利用できる唯一の関連投資信託のデータを見れば一目瞭然だ。

米市場で店頭取引されるグレースケール・インベストメントの「ビットコイン・インベストメント・トラスト（ＧＢＴＣ）」は先週、価格が85％上昇。ビットコイン自体は17％の値上がりだった。これでＧＢＴＣの市場価格は純資産総額を反映する基準価額の２倍を超え、プレミアムが過去最高となった。

さすがに、長期姿勢でビットコイン投資に熱心だった運用担当者の一部にも手控える動きが出てきた。ＡＲＫインベストメント・マネジメントのキャシー・ウッド最高投資責任者（ＣＩＯ）は「ＧＢＴＣのビットコインに対するプレミアムが極端になり過ぎたため、われわれは2015年以来、初めて一部を売却し利益を確定した」とした上で、「ＧＢＴＣには希少価値がある。われわれを含む機関投資家が金融商品を購入するには、その対象が証券である必要があり、ＧＢＴＣを通じてでしかビットコインを保有できない」と説明した。

原題：Bitcoin Exuberance Even More Dramatic in Lone Investment Trust（抜粋）

--取材協力： Justina Lee

: Tokyo 城塚愛也 [e-mail].

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コメント

注目のコメント

• 堀江 貴文

  Interstellar Technologies K.K. Founder

  ・2017年06月01日

  通貨の本質は結局人気投票なんですよ。アメリカドルが信任されてるのも、アメリカの軍事力が背景だとか色々言われてるけど結局は人気投票。の、結果流動性が上がって更に価値が上がる。そういう意味では量子コンピュータの登場でRSA暗号や楕円曲線暗号など現在の公開鍵暗号方式で広く使われてる暗号方式の根幹が揺らぐ可能性もありますが新たな量子コンピュータでも解き難い耐量子コンピュータ暗号も研究されており、ビットコインのシステムの堅牢性は揺らがない可能性が高いと考えられ、そういう意味では米ドルをも凌ぐ世界最強の通貨になりうるポテンシャルを秘めていると考えれば、もっと人気になり時価総額が数百倍どころでなくなる可能性はそれなりにあるでしょうね。
• 鏑木 亜紀

  新橋の会社 事務員

  ・2017年06月01日

  私の職場でもGW頃から、ビットコインの話題ばっかりです。
  興味がないわけでもないのですが、購入して大丈夫なのか？という不安もあります。ただ、何もしなくても不安な老後が待っているのなら、チャレンジするのもアリなのかなって
• Shinji Kimura

  Gunosy

  ・2017年06月01日

  数百倍になる可能性もあります。
  金よりましだし、500兆円のMarketCapまではいくと思っています。