患者にも医師にも「絶対公平の原則」を貫く
コメント
注目のコメント
めちゃくちゃ素敵な話。陛下の姿勢に「公平」を強く意識されるようになったとのこと。
特別な人の執刀をしたからこそご自身の役割を一段引き上げ、特別な人を対応する人から
後人の育成などにも力を注ぎ多くの人に貢献する意識が高まったそうです。
医師という枠を超えた感性が刺激になる。物凄くヒヨッコで僭越ですが、私自身、会社経営において「公平性」をかなり意識しており、大変共感しました。複数プロダクトがあり、それぞれに顧客がいる中で、公平にNo. 1のサービスを提供することを一生懸命やる。もちろん優先順位はありますが。
また、それは従業員に対しての姿勢も同じ。仕事において本質的ではない、好き嫌いの感情で判断するのは不公平で、リーダーとして私自身は理想とする姿勢じゃありません。そして殿(しんがり)を務めるのもリーダーの役割だと思っています。殿は戦においても最も厳しい部類のポジションかと思いますが、そういうところをベテランのリーダーが担当することにこそ、公平性があるのではと思います。
しかしこの特集、いいなぁ。
本文引用
緊急手術は若いメンバーに任せておけばいい」と思っていましたが、「最近の緊急搬送で運ばれてくる患者はみんな高齢化していて、状態も悪くなってくる人が多い。それこそベテランが対処すべきではないか。そうでなければ患者さんに対し不公平だ」と思うようになったんです。若い人にどれくらい手術を任せるのか、外科医にとって大きな問題です。
天野かの仰るように、皆んなが幸せになれるところが落し所かなと思っています。目の前の患者さんだけのことを考えれば、自分がやった方が良くても、未来の患者さんのことまで考慮すれば、若い外科医に経験を積ませるのも必要です。
若手がしっかり準備していることは当然として、結果が変わらないことを前提に、若手に執刀してもらっています。それが社会に対して一番公平なのではないかと考えているのです。