チケット高額転売問題で自民PT発足、1日初会合へ
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本日オープンの業界による公式サイト「チケトレ」は、正規転売の受け皿を用意するもので、それだけで高額転売問題を解決することはムリ。電子チケットの整備・拡充やチケット値付けの改革なども進める必要があります。記事にあるとおり、規制導入もあり得ます。事態が動き始めました。
これ、政治案件化させることが本当に良い選択なのでしょうか。
転売業者を防ぐことには賛同しますし、公式二次流通市場を整備しようといった自助努力を行なっていることも理解します。ただ、まだまだやれることがある中でケツ持ちを求めると、かえって身動きが取りづらくなるのではないでしょうか。
経済合理的な視点からの転売サイト擁護論に対し、アーティストはファンに求めやすい価格でチケットを提供したいという主張が為されます。その心意気自体は結構ですが、結果として自分たちのマーケットを小さくまとめてしてしまうことになりやしないでしょうか。なんだか社会主義国家の話を聞いているような印象を受けます。
業界団体って、普通は構成員の利益を集団で追求していこうとするもんだと思いますが、転売業者憎しという感情に振り回されるあまりに逆行しているように感じます。いつまで経ってもプロのミュージシャンが音楽活動の傍らでバイトしなければならないような状況を固定化しているのではないでしょうか。
守りの施策だけでなく、顧客単価の向上に向けた施策をもっと積極的にした方が良いのではないかと。あるいは実験的な売り方をしたいアーティストが出てきた際に、せめてそうした人々を邪魔しない遊びがあって欲しいなと、完全に余計なお世話ながら思う次第です。市場価格と一次販売価格に大きな差があれば、こうした動きは必ず生じます。どんな規制を講じても、抜け道を見つけるいたちごっこ。記事に書かれているように、一次販売価格に需給関係を反映させる仕組みが必要です。