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こういう記事を見ると条件反射的に北朝鮮のミサイル実験を連想してしまいますが、実は全く関係ありません。

ICBMから米国本土を防衛するシステムをGMD(地上配備型ミットコース防衛)と言いますが、実はこの開発は難航を極めており、今回も含めて過去18回の実験で、まだ10回しか成功していないのです。

前回の試験は2014年6月なのですが、それ以前は5年以上悉く失敗し、3年前に初めて新型迎撃体での中距離ミサイルでの迎撃に成功。
これを受けて本命のICBMでの実験が本来2015年に行われる予定だったのですが、延期に次ぐ延期で、漸く今回実験にこぎつけたのです。
従って北朝鮮のミサイル実験と被ったのはただの偶然で、政治的な意図は全くない訳ですね。

GMD用のミサイルは、日本のミサイル防衛とは異なり、サイロに入ったGBIと言われる大型三段ロケットを使います。
イメージ的にはICBMをICBMで撃ち落とす感じです。
現在CE-1とCE-2という2種類があり、アラスカのフォートグリーリー空軍基地とカルフォルニアのバンデンバーグ空軍基地に、合計36発が配備されています。

いずれも信頼性が低いことから、米軍ではRVKと言われる新型迎撃体の開発を進めていますが、どんなに早くてもその配備は2020年以降になるとみられており、その間アメリカ本土の防衛は、事前にコースが分かっている相手にも半分しか当たらないシステムに委ねられているわけです。

ミサイル防衛というのが、いかに難しいものかよくわかりますね。
米国の北朝鮮との落としどころとして核保有は認めないが、ICBMまでは黙認と言う流れに繋がりそう。
併せて北朝鮮は(米国射程のICBM目処付いたところで)、核開発も「一時」凍結し手打ち狙うつもりじゃないでしょうか。
成功した事は、素直に祝いたい。
でも、冷戦時代から迎撃実験が行われていたと信じていたので、いまさら感はぬぐえない(笑)。
北朝鮮の方が、日本の官邸より、世界情勢を理解している?
米軍が春のICBM(大陸間弾道ミサイル)の迎撃実験に成功したと発表。北朝鮮が毎週ミサイルの発射実験を行う中で、抑止力になることを期待したい。
そりゃあ成功するから公開してるんでしょうね。抑止力があっても攻撃と防御では、タイミングが攻撃側に主導権を握られている。もう安全だ、といえるためにはもう一つ、諜報活動の合わせ技が必要でしょう。
これでアメリカは北の戦略兵器が怖くないという主張をしましたので、北朝鮮が次のカードを求められています。このままチキンレースを続けて、また消耗するか?それもアメリカの思惑の範囲でしょう。