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発射の映像で見ると、弾頭部分に4枚の動翼(フィン)があることから、対艦弾道ミサイル(米国呼称KN-17)のようだ。

これは4月15日の軍事パレードにも登場した。

4月29日に内陸部から発射し、海に出る前に自爆させたと見られているものだが、スカッドER(射程1000キロ)の射程延伸型という受け止め方でよいだろう。

映像が公表されていない段階で、私を含む軍事専門家が「スカッドC」としたのは,同じ「スカッド系列」であるとしても、訂正しなければなるまい。

そこで北朝鮮がいう「成功」についての評価だ。

朝鮮中央通信は「新たに開発した精密誘導システムを導入した弾道ミサイルの発射実験に成功」と報じ、「発射の準備工程は高度に自動化され、発射時間を大幅に短縮するシステムが完成。ミサイルの飛行安定性や大気圏再突入時の精密誘導機能なども実証された」としている。

対艦弾道ミサイルに先鞭を付けた中国のDF−21Dの場合、ミサイル先端部分の再突入体には、レーダー、慣性航法装置(INS)、GPS、軌道制御装置などが搭載されている。

目標とされる空母の移動予測位置にむけて飛翔させ、レーダーによって目標を確認し、軌道制御を行う形だが、中国でも移動している洋上目標に向けての発射試験は確認されていないという。

まして、北朝鮮がいうような「7メートルの誤差で着弾」というのはトマホーク巡航ミサイルなみの命中精度ということになり、にわかには信じがたい。

北朝鮮が弾道ミサイルの能力を向上させているのは間違いないが、中にはブラフも含まれている可能性もあるだろう。

米朝がチキンゲームを戦っている最中でもある。

冷静に判断できる能力を育てたいものだ。
昨日の北朝鮮のミサイルは、韓国軍の発表ではスカッドERとのことでしたが、今回の北朝鮮の精密誘導ミサイルという発表が事実なら、過去一度も実験に成功したことのない新型対艦ミサイルKN-17の公算が大きくなります。

KN-17はスカッドERのロケットモーターに、旧ソ連のSS21の技術を使ったとされる誘導装置を搭載して精密誘導を可能にしたミサイルです。
自走式発射機から発射後、目標に近づくとレーダーを作動させて目標を捜索、操舵翼により落下軌道を修正することで、命中精度が飛躍的に高まったとされています。

従来型スカッドのCEP(半数必中界)は1km程度であるのに対し、KN-17では、発表の7メートルは大げさにしても、100m以内であることは間違いないと思われます。

北朝鮮ではこのタイプのミサイルは、肝心の誘導装置や操舵翼の実用化に難があり、過去一度も実験に成功したことがなく、一部ではアメリカにのハッキングによる妨害が噂されていたほどです。

最近北朝鮮は次々と新型ミサイルの実験に成功しており、何らかの技術的ブレイクスルーがあったとこは間違いありません。

個人的には中国かイラン、あるいはロシアの秘密裏の技術提供を疑っていますが、何れにせよ急速な技術レベルの進歩は眼を見張るものがあります。
北朝鮮の弾道ミサイル発射から5時間後に米軍の戦略爆撃機B-1B(ランサー)2機が日本海上空に姿を現したと報じられてますね。日本海駐在の空母カールビンソンと合流し、訓練を行った模様。
日本の航空自衛隊も昨日にB1-B(2機)とF15戦闘機2機が九州周辺で共同訓練を行ったと発表してますね。聯合ニュースによれば韓国のF15Kも援護のため飛行したらしく。
聯合ニュース電子版http://www.yonhapnews.co.kr/politics/2017/05/30/0505000000AKR20170530017500014.HTML?template=2085
つい先ほど北朝鮮が昨日のミサイル発射実験に成功したと発表したとのこと。