ベンチャー第3世代は、「サイエンスの天才」が担う
2017/5/28
基礎研究をビジネスにつなげる
──大関さんは、量子コンピューターの開発でカナダやアメリカが先んじたことに問題意識を抱いて、ビジネスとのつながりを見つけるために、いろんな場所に顔を出されていますね。
大関 量子力学を用いた産業化の話を、たとえば西森先生などに提案したら、「それはそれでいいんじゃないの」っていう答えがきっと返ってくると思うんです。
だけど、本人は独自の世界で新しい道を見つけるために研究をされている。僕も前に進むこと自体は変わらないです。
ただやっぱりアウトリーチを通して、それをさらに広げてビジネスにつながるような営業活動、横の広がりみたいなものは僕みたいな人間が積極的に担わなくてはいけない。そして民間企業も参入してくれれば大きな発展につながります。
そうやって分業していけば、日本の特異な研究環境であっても負けることはないはずです。
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西宮市に本社を置く1711年創業の清酒醸造会社。「大関」、「ワンカップ」など代表商品多数。健康食品や化粧品の展開も。
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