ソニー復活に感じる「悪いビジネスモデル」再来の不安
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「KANDO@ラストワンインチ」
今年も参加したソニーの経営方針説明会で、平井社長が力説したポイントです。ソニーは消費者との接点を「ラストワンインチ」と表現。
一方、この記事では、ソニーから徐々にユーザーが離れていった理由として、「少しずつ不便で、その不便さが重なってきたこと」と書かれている。
このギャップは、ソニーが今回発売する4K有機ELテレビ「KJ-65A1」を見るとよくわかる。言うまでもなく、BRAVIAのフラッグシップモデルで、販売価格は85万円を超える。
テレビ本体は、高級感があるものに仕上げられている。価格を考えれば当然であるが。しかし、付属するリモコンが汎用のもので安っぽい。本体とリモコンの質感の差は、もはや笑えるくらい。
ソニーが大切にしている「ラストワンインチ」つまり接点は、まさにリモコン。本体がどんなに素晴らしくても、それを操作するために手にするリモコンが安っぽくては、全てが台無し。
「KANDO@ラストワンインチ」が虚しく聞こえる。まずは、言っていることと、やることを一致させる。「一言でいえば、ソニーは感動会社」と言った平井社長、よろしくお願いします。