OPECやロシアなど、減産9カ月延長で合意
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2018年にサウジアラビアは、国営原油会社サウジアラムコのIPOを控える。ムハンマド•サルマン副皇太子が主導する一大プロジェクトだ。ムハンマド副皇太子は、このモンスター会社の企業価値を2兆ドル以上と見積もってきたが、欧米投資銀行のアナリストは1兆ドル程度、一部のエネルギーシンクタンクは、せいぜい5千億ドル弱と見込んでいる。原油価格が下落すれば、企業価値は下がってしまうため、サウジアラビアとしては、IPOを成功させるまで原油価格を維持したい。OPEC諸国は、これに付き合わされている。非OPECの原油大国ロシアは、来年大統領選挙もあるし、国際社会でプレゼンスを高めたいプーチンさんも、お金が必要。減産はそうした思惑の産物。つまりは、この合意は脆弱なのだ。
ベーカーヒューズのリグ数も以下のように増えてるし、そもそもマーケットおりこみ済みですよね。
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