米国市場でスバル一人勝ち。快進撃の裏に緻密な戦略を見た!
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大手メーカーとの正面対決から、数を追わない高付加価値型の販売戦略に転換して成功。
書けば簡単だが、
製品開発、販促、ディーラー管理、販売手法、生産調整等、様々な経営要素での転換を同期させないと、こうはならない。
当然そこには「売れなくなるリスク」との葛藤が大いにあっただろうし、それを進めた経営判断は英断だったと思う。
最近元気なマツダといい、中堅自動車メーカーがフルラインナップの大手との正面対決を避け、独自のブランディング戦略を取りはじめた事は、非常に参考になる。
この両社の「生きの良さ」に比べて気になるのが、ホンダ。
大きくなり過ぎて、しかし上位には手が届かない。数を追求して「らしさ」が希薄になって、しかし今さら中堅メーカーには戻れない。
ホンダはこれからどの戦略を取るのだろうか?以前、レガシィ グランドワゴンに乗ってましたが、ボクサーエンジンが快適でした。レガシィは日本にバンでなくワゴンの文化を根付かせ、パジェロとともに日本のRVブームを牽引したのが懐かしいです。
在庫が怖くて、売上未達で良いというのを公言するのは珍しいですが、それだけ精緻に生産コントロール出来ているということなのでしょう。
引用
「販売台数は未達で全然かまわない。在庫が増えすぎるほうが怖い」。スバル車の米国販売が大きく伸びる中、スバルの吉永泰之社長は在庫動向に神経をとがらせる。
スバル車はここ数年の急激な販売拡大により、在庫が極端に少ない状況が続いた。販売奨励金は業界平均を大きく下回る。中古車の下取り価格も高く、スバル車の需要を喚起し、高い利益率となる好循環を生んでいる。スバルの2017年3月期の自動車部門業績は、売上3兆1520億(前年比3.7%増)営業利益3977億(前年比26.8%減)。
そして売上台数比率はアメリカ62.7%(日本は14.9%)と主軸で、顕著に伸ばされています。
今後は北米以外の伸びも期待しています。