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映画『メッセージ』を観た。SF映画の金字塔である『2001年宇宙の旅』に迫る「何か」を期待した。飛来した宇宙生命体がもたらす独特の精神性や哲学的世界観と、人間の実存的テーマ(母娘の愛)が共鳴するプロセスは、優れた映像処理、音楽(音響)と合わせて、深い余韻をもたらしてくれた。

この映画のテーマやメッセージ性は多様だ。池田純一さんのWIRED記事が示唆するように、テッド・チャンの原作『あなたの人生の物語』を読むことで、より立体的な物語世界(と宇宙論)を実感できるのだろう。僕自身は、この映画の現代書道のような「言語」に魅了された。そういう意味で、映像から入ったのは、とても良かったと思う。

そして、映画でも出てくる「サピア=ウォーフの仮説」(使用言語がその使用者の世界観をかたちづくる)に惹かれた。日本語と英語の両言語を幼少時にネイティブとして体験したことで、2つの世界観を生きるようになったからだ。この映画で得た「メッセージ」をもっと探求するために、『あなたの人生の物語』をまず翻訳で読もうと思う。そのあと、原作(英語)で読んでみたい。それは新しい「言語」への旅になるかもしれない。