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景気が相応に堅調であるにも拘らず、賃金上昇が鈍く、従って基調的インフレも抑制されているという、一見すると極東の某国に似ている現象は、ECBのBulletinと欧州委の経済見通しの最新号がともに取り上げています

もちろん、欧州の場合は、ドイツのように完全雇用に近い状態にある国は例外で、総じて見ればクーレ理事のいうように労働市場にはslackが残っているわけであり、この点は日本と異なります

また、中長期の視点から見れば、域内で相対的に競争力の弱い国は、むしろ相対的に賃金上昇を抑制した方が、競争力を回復することができる上に、欧州全体での経済パフォーマンスの収斂にも繋がる訳です

ただし、より短い目で見ると、賃金に明確な加速のリスクがなく、従ってインフ率のオーバーシュートのリスクも小さい中で、ECBが金融緩和の正常化に少しづつ歩みを進めることにはどこかで疑問も生ずる可能性もあり、ECBにはより丁寧な説明も求められます
労働市場にはスラックが残っているということですね。FRBのイエレン議長と似た考えです。失業率が3%を切った日本でもその傾向にあるでしょう。