ソフトバンク、「ビジョン・ファンド」の出資募集完了を20日発表
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利益相反絡みのコメントが目につくが、
ソフトバンクもかなりの金額をビジョン・ファンドに投資しているのだから、ビジョン・ファンド優先でもソフトバンク株主にとっても大きな問題にはならないだろう。
ソフトバンクとして投資に対するリターンもあるだろうし、AMフィーも入る。
ただ、ソフトバンクがビジョン・ファンドに投資をしてなければ安東さんの言うような懸念は少なからずある。
逆に、ソフトバンク優先にすると、ビジョン・ファンドの2回目は無くなるから、この選択肢はない。
実際、人材の集め方を見ても、ビジョン・ファンド中心に考えているのがわかる。
注目のコメント
PEファンドによるこれまでの最大資金レイズは、ブラクストンが2006年に集めた217億ドル（約2.4兆円）だから、ぶっちぎりで史上最大のファンド。それを仕掛けているのが日本人というのはやはり歴史に残る偉業。投資からのリターンでバフェットを上回り、人類史上最大となることも十分にあり得る
利益相反、と言及する専門家もおりますが、
孫さんはそんな「みみっちい」利益操作のためにビジョンファンドをつくるのではないのは決算説明会を見ても明らかです。
100億円以上の投資はビジョンファンドから、という線引きをして、実務的には1000億円単位の出資が続々と出てくる(つまり全てファンド出資で、ソフトバンク本体から出すことはほぼなくなる)ことでしょう。
これまでのエクイティファンドのような考え方では、孫さんの「ビジョン」をもとにした群戦略は理解できないでしょうね。
