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トヨタを震撼させたマツダの"弱者の戦略"

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マツダの努力、成果、クルマの出来栄え、どれも本当に素晴らしいと思います。

しかし筆者の池田氏は最近あちこちで何故かマツダ贔屓が過剰と思われ、マツダの素晴らしい成果の部分と、筆者の「書き方」による過剰に持ち上げられた部分は冷静に読む必要を感じます。記事のどこを読んでもトヨタが震撼したりTNGAとの関係は出てこないし。

何故ならマツダと同じコンセプトで近年業績を目覚ましく向上させているのは、マツダだけではないからです。

好例はマツダと同じ時期にフォードから見捨てられたボルボ。フォードと決別後、販売台数も利益も目覚ましい向上です。

私がボルボ・ジャパンの木村社長に直接聞いた話。

「フォード傘下時代は、フォードのDプラ、Cプラやエンジンをクラス別に押し付けられ、フォード・グループ全体では共通化だったかもしれないけれど、ボルボ単体では部品点数が増えコストも押し付けられ商品の個性を出すにも制約になった。フォード離脱後は、ボルボ単体で一種類のプラットフォームとし、それを前後左右に伸ばしたり縮めたりすることで種類とコストを下げ、しかも独自設計なので個性も出しやすくなった」

これ、マツダと同じことですよね?池田氏が長々とかつドラマチックに書き続けていることを木村社長は簡潔に要約してくれただけで、本質は同じです。

プラットホーム神話による90年代の合従連衡は、唯一VWの成功を例外としてほかは全て失敗に終わりました。そして最近のマツダやボルボ、更にはスバルの成功は、自動車メーカーは大きければ良いという神話を覆しています。

その事実がありながら、マスコミの世界では、更に次世代の自動運転の話になると、覇権を握った一社が世界を支配するかの論調で囃し立てる数の論理に戻ってしまうのが、なんとも面白いです。

Volvo Cars reports operating profit of SEK11bn in 2016 - Volvo Car Group Global Media Newsroom
https://www.media.volvocars.com/global/en-gb/media/pressreleases/204359/volvo-cars-reports-operating-profit-of-sek11bn-in-2016
良記事。

横軸で車種クラス別に部品共用化を図るプラットフォーム戦略ではなく、縦軸で全車種の「一括企画」と「フレキシブル生産(混流生産)」を可能とするコモンアーキテクチャ戦略。

小規模だからこそ、マツダが編み出したこの戦略は、実は1980年代にその源流があったということは初めて知った。必要は発明の母というが、フォードの指導により、日本の自動車メーカーとしてはいち早くブランド戦略をモノにし、一旦は復活を果たしたものの、当のフォードの金融危機後の苦境により、最大とも言える危機に陥ったマツダの再びの復活劇は、あらゆる点で多くのの企業の参考になるストーリーと思う。

次回の記事も期待。
成功のHowだけでなく歴史にも触れられており、とても読んでいて楽しい記事でした。コモンアーキテクチャについては他の自動車メーカー(ここでは書きませんが)でも実施しています。

マツダの素晴らしいところは外部環境と内部環境を分析した結果、とても厳しいリソースである中、自社にはコモンアーキテクチャを実現する必要がある、と戦略を絞り込めた点だと思います。そして、それを実現させた戦略実行力も高く評価できると思います。

コモンアーキテクチャの考え方については、自動車メーカーのみならず、他の製造業でも活かされています。機能別にものづくりを考えるのではなく、製品別にものづくりを考えることが、自社に合うケースがあるのですね。
ロードスター広島カープ特別仕様車出たらボクスター捨てる。
この記事ではプラットフォームの定義が明らかにされてないけど。メーカーごとで微妙に違うんだけどね。
TNGAの方が、製造コストや合理性の面では優れてますけどね。
トヨタの組織力と注入リソースの差かもしれませんが。マツダの身の丈からすると上出来なのかな。
制約は人をクリエィティブにしますね。これこそマスカストマイズの基礎かも「マツダは“数の原理”を使えない境遇を背景に、多品種少量生産を実現する手法を編み出した」
トヨタ自動車株式会社(トヨタじどうしゃ、英語: Toyota Motor Corporation)は、日本を代表する自動車メーカーであり、四輪車の販売台数では2016年度においては世界第2位。トヨタグループの中核企業。時価総額では自動車メーカーで世界首位。単一メーカーとしては日本最大。TOPIX Core30の構成銘柄の一つ。源流は豊田自動織機。 ウィキペディア
時価総額
19.3 兆円

業績

マツダ株式会社(英語: Mazda Motor Corporation)は、日本の自動車メーカーである。 ウィキペディア
時価総額
9,292 億円

業績