「外資のネスレ」がここ日本で躍進できる理由
東洋経済オンライン
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個人的にもネスレ日本さんの取り組みは、お仕事をさせて頂く前から細々と追っかけのようにウォッチさせて頂いていたのですが、東洋経済さんに一連の顧客視点企業5本企画の締めのコラムとしてOKを頂いたので寄稿させて頂きました。
ネスレの方々とお話ししていて感じるのは、いわゆる「外資系」のイメージからは全く異なる企業文化です。多分、高岡さんと石橋さんのような日本経営陣の個性と、ヨーロッパの会社だからと言うのが大きい気がするのですが、日本独自のアプローチを多数実施されており、日本企業よりも日本の文化や環境、日本人の性格を活かした取り組みをされていて、世界のネスレの中でも一目置かれているというのが、興味深いところ。
実は、ネスレ日本ができるのであれば、日本企業に同じことができないはずはないわけで、ワールドマーケティングサミットを通じてネスレの高岡さんがされたかったのも、そういう日本全体のマーケティングの底上げなんだろうなと感じています。
拙いコラムですが、皆さんの何かの刺激になれば幸いです。「会社は社長で決まり」の典型例です。高岡社長は日本でもトップクラスの経営者です。その発想と行動力は、群を抜いていると思います。まだまだ今後が楽しみな経営者です。
究極的には、社長が高岡さんだからでしょう。属人的な経営スタイルではありませんが、その影響は大きいと思います。
所用でネスレのスイス本社にお邪魔したことがあります。そこでお会いした役員の方に、世界のマーケティング成功事例として、日本で浸透した "合格祈願=キットカット" を紹介されました。
この仕掛人が高岡さんだったのは有名な話。本社から一目置かれるほどの逸材でいらっしゃいます。