【新】日本史の転機「応仁の乱」。失敗の歴史に何を学ぶべきか
NewsPicks編集部
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応仁の乱をきっかけに偶然的に中央の力が弱まり、それによって地方が自律的に動き・地方分権が進んだという解釈。
確かに、現在の福岡市の動きを見ていると、規制や利権が強くなかなか変わろうとしない東京や政府に対して、地方レベルでどんどん規制緩和や外国人の受け入れ等をして、もっとイノベーションを成長のドライバーにしようとする動きは見られている。中央に頼らず、地方が個別に自主的にどんどん動いていって結果的にそれが大きなうねりになって時代を変える、そんな変革の形もあり得そうです。課題は地方の人材不足でしょうか?目下話題沸騰の「応仁の乱」の著者が登場。
歴史マニアでもスルーしがちな応仁の乱の本が、ナント30万部も売れるというだけでも異例なのに、本のキャッコピーからして、「ズルズル11年 スター不在 勝者なし 「地味すぎる大乱」にわざわざ取組んで話題沸騰」ですから(笑)これだけでも異色中の異色の作品です。
私も当然読みましたが、せっかくの連載なので、コメントは後ほどにして、まずは期待して第2回目を待ちましょう。今週の「イノベーターズ・トーク」は、歴史をテーマとした新書としては異例の大ヒットとなった「応仁の乱」の著者・呉座勇一氏が登場します。「プランB不在が混乱を招いた」「実力があるといって、ビジョンの違う人を味方にしたため、組織として収拾がつかなくなった」など話を聞けば聞くほど、応仁の乱の図式は現在の組織論・リーダー論に通じる部分が多く、それが同書がヒットになった一因だと感じました。呉座氏の専門的かつ、非常に明快な論理が展開されます。