【堀江貴文×落合陽一】ホログラムが繋ぐ、ペットと飼い主の新たな関係

2017/5/12
NewsPicksでは2月に「NewsPicksカンファレンス」と題したイベントを開催した。その中から「世界を変えるテクノロジー」というテーマで実施した堀江貴文氏と落合陽一氏によるトークセッションをリポートする。(全5回)
バーチャルペットの可能性
堀江 では、続いての質問に参りましょう。
質問者3 私は『電脳コイル』が大好きで、なかでも電脳ペットのデンスケに興味があるのですが、先ほどのホロレンズを通して、そうした存在を作ることは可能なのでしょうか?
落合 ご存じない方のために、『電脳コイル』について説明すると、ヘッドマウントディスプレイを用いたARで、そこで登場するキャラクターと触れ合ったり、妖怪集めみたいなことをする、少年少女の冒険譚なんです。
デンスケはそこに出て来る、ペットというかAIで、実際には存在していないけど、主人公と触れ合えるんですね。
堀江 それ、実際に作れるんですか?
落合 近いものは作れますね。
落合陽一(おちあい・よういち)
メディアアーティスト / 筑波大学 学長補佐・助教
1987年生まれ。メディアアーティスト、博士(学際情報学)。東京大学で博士課程を早期修了、のちに筑波大に着任し現職。筑波大学図書館情報メディア系助教、デジタルネイチャー研究室主宰。自身の研究や作品の社会実装のためにPixie Dust Technologies incおよびジセカイ株式会社を創業。著書に『魔法の世紀』『超AI時代の生存戦略』などがある。
質問者3 ただ、実際に触った感覚が得られるなど、表面的なインタラクションだけでなく、もっと奥の、仮想的な生理現象などまで再現できればいいなと思っているんです。
堀江 それは、実物の犬では駄目なの?
質問者3 アニメの世界観でいうと、犬の形だけでなく、様々な形に変形するんです。例えば、飛行機に乗る時には、時計の中に収まっていたり。バーチャルならではの、そういった特性まで再現できれば理想的です。
堀江 それで言うと、個人的にいつも思っているのは、犬型ロボットとか人型ロボットというのは、要らないと思っているんですよ。なぜなら、犬も人もすでに余っているから。
落合 人型ロボットよりも、「人+スマホ」のほうが効率的だというのは、一理あると思います。Uberにしても、端的にはそういう発想ですし。