【堀江貴文×落合陽一】ディープラーニングが実現する社会の姿

2017/5/11
NewsPicksでは2月に「NewsPicksカンファレンス」と題したイベントを開催した。その中から「世界を変えるテクノロジー」というテーマで実施した堀江貴文氏と落合陽一氏によるトークセッションをリポートする。(全5回)
チームラボの強さとは
堀江 では、そろそろ質疑応答に入りましょうか。質問のある方、順番にいきましょう。
質問者1 アートをお金にするのは難しいというお話がありました。そこで、海外でメディアアート市場がこれから盛り上がりそうな場所があれば、教えてください。
落合 そもそもメディアアートという市場が、この世界に存在しないんじゃないかと僕は思っているんですよね……。
これは結構大切なポイントで、現代アートか、あるいはメディアエンターテインメントのようなものしか現状では存在せず、日本では後者のことをメディアアートと言っている節がある。
堀江 うん、たしかにそうかも。
堀江貴文(ほりえ・たかふみ)
実業家/SNS media&consultingファウンダー/元・ライブドア代表取締役CEO
1972年、福岡県八女市生まれ。東京大学在学中の1996年にオン・ザ・エッジ(後のライブドア)を起業。2000年東証マザーズ上場。現在は、ロケットエンジンの開発を中心に、スマホアプリのプロデュース、有料メールマガジン「堀江貴文のブログでは言えない話」の配信、会員制コミュニケーションサロン「堀江貴文イノベーション大学校」の運営など、幅広く活躍。
落合 海外でエンタメという観点で盛り上がるとすれば、中東やマレーシア、シンガポール、マカオあたりでしょうか。とくにマカオなどは、ただの電飾の町みたいになってますけど、可能性はあるのではないかと思います。
でも問題なのは、これから先、高精細のスクリーンがどんどん普及していったとしても、そこで使うCGを作れる人がいないことです。
孫請けの制作会社が作っているCGは、残念ながらレベルが低いし、そうかといって、ハリウッド級のトップクリエイターが、こうしたジャンルに降りてくることもない。だからこそ、例えばチームラボのように、ここを開拓しているような会社はやっぱり強いんですよね。
チームラボは、アートを通してコンピューターグラフィックスを使った作品を導入したり、彼ら独特の表現を作ったりするようになってきていますから。