【堀江貴文×落合陽一】六本木に大きなクラブを作るとしたら

2017/5/9
NewsPicksでは2月に「NewsPicksカンファレンス」と題したイベントを開催した。その中から「世界を変えるテクノロジー」というテーマで実施した堀江貴文氏と落合陽一氏によるトークセッションをリポートする。(全5回)

LEDが安くなってきた

落合 さて、今回はテクノロジーをテーマにお話しさせていただきたいのですが、最近、フォレスタ・ルミナというカナダの面白いプロジェクトを見つけました。これはプロジェクションマッピングなどを活用して、森全体を一つのアトラクションに変えてしまうんです。
メディアアートにはイルミネーション需要というのがあると思うんですけど、夜に光っているものを見に行きたいっていう。その意味で芸術性の良し悪しとは無関係に、何よりまず人を集められる取り組みだと感じました。
堀江 イルミネーション需要というと、ルミナリエとかもそうですよね。
落合 そうですね。光りだしたら、とりあえず見に行こうというニーズです。花をライトアップしてるのも壁の動画を見てるのもまあ似てる。
堀江 テクノロジーの観点からいえば、LEDが安くなってきたことが後押ししている。
落合 プロジェクターもそうですね。そのあたりは大きいと思います。
堀江 実際、最新の設備を整えたクラブでも、物凄く高精細なLEDのプロジェクターやパネルを入れていて、かなり高度なことになっていますよね。先日たまたま台湾で訪れたクラブも、かなりお金をかけていました。
落合 ちょうど今、劇場版『ソードアート・オンライン』のイベント演出に参加していて、今朝もDMMのVRシアターで、ペッパーズ・ゴースト式のさも本物っぽくCGが登場する仕掛けをいじっていたんです。