無料化が生む格差 : キングコング 西野 公式ブログ
コメント
注目のコメント
この人本当に多才ですね。すごくビジネスのセンスを感じます。
こういうことをいう芸人、この人か島田紳助さんくらいではないでしょうか。
“無料化は厳密にいうと無料化ではない。
マネタイズのタイミングを後ろにズラしているだけで、どこかのタイミングで、一部の方からお金をいただき、それを運転資金に回している。”言ってることはもっともだから、いいんだけど、何が気に食わないって
「お笑い芸人」という看板を掲げていることだ。全然面白くない。カッコつけてるだけ。早く「芸人」という看板を降ろして「クリエーターです」って言えばいい。
芸人なのに、ここまでクリエートできるという「甘え」に見えなくもない。
あと、意図的な「炎上商法」は、単純にムカつく(笑)「実力の可視化」は古くから実践されています。
「試食」がその典型ですよね。
まあ、あれは「食べたからには買わなきゃ」というプレッシャーも大きいですが。
それはさておき、彼の実践した試食(完食？)商法は見事に成功しました。
計算通りということであれば、たいしたものです。
ただ２点、気になることがあります。
１つは、「お金の奴隷解放」だの「恩をやり取り」だの、美談を装ったことです。
単なる販売戦略を美談にすり替えたことが、世間の大批判のきっかけになったと思います。
はじめから「販売戦略」だと言えば、ここまで炎上することはなかったはずです。
私も当初「何カッコつけてんだコイツ。頭おかしいんじゃないか？お前が有名だからできることで、明日の糧に汗水垂らしてる人間を奴隷呼ばわりするんじゃねー！」と思ってしまいました。
この炎上こそ、かれの計算だったのでしょうね。
ブログの一言だけで、一円もかけず宣伝も大成功。
ただ、人の心を逆撫でするような炎上商法は好きになれません。
絵本作家のとるべき手法ではないと思います。
２つ目は、これが本当に「実力の可視化」なのかということ。
プぺルの大ヒットは、彼の炎上商法の成功にほかならず、絵本のクオリティによるものではないとも言えます。
少なくとも、私の目に見える実力は、炎上商法を含む彼の「販売戦略」の実力だけです(絵本見てませんから)。
次回作以降の売れ行きが本当の実力を見せてくれるといいのですが、今回の「実力可視化宣言」によって「実力がある」と世間に刷り込むことに成功しそうです。
本当の実力はいつになったら見えるのか。
そもそも、「実力」ってなんなのか、よくわかりませんよね。
世界的に有名な画家だって、力のある画廊と出会えず、死後になってようやく有名になったりしてますからね。
