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J-WAVE「STEP ONE」で、これからの時代を担う子ども世代の教育についてコメントする機会をいただきました。

他の系列のラジオ局には何回か出演したことありますが、J-WAVEは初めて。ちょっとワクワクしました。

競争社会はなくならないし、なくなるべきでもない。しかし、これからの時代の世の中に必要なのは、同じ「キョウソウ」でも、共創社会ではないでしょうか。

共に創る力、コ・クリーエションを促す能力は、知識を画一的に身に付けることを目的にする教育ではなく、好奇心を刺激し、探求する意欲を沸きたてるような教育が必要だと思います。

「枠」の中の知識は、これからいくらがんばってもAIやビック・データなどに人間は負けてしまいます。

けれども、人間が本質的に持っている能力で、AIにプログラミングできないことは、「枠」の外へ飛躍することだと思います。正しい答えを出す教育ではなく、正しい問いを創出し続けられる。こんな教育が、これからの「未来の仕事」を手に入れるために必要です。

ナビゲーターのサッシャさん!アシスタントの寺岡さん!どうもありがとうございました。おかげさまで、リラックスしてお話することができました。
たしかに、日本の教育は、覚えさせることが多く、考えさせることが少ないですね。
高校までは、大学入試対策もあるでしょうし、それ以前に学習指導要領もあるでしょうから、難しいのかも知れませんが、大学(少なくとも文系)は考える力を養うために行くのだと思っています。
少なくとも私としては、学生に考える力を付けさせたいと思って努力しています。努力が実っているか否かは、わかりませんが(笑)。

以下、引用です。
教育は、どちらかというと「知ることが教育である」と思われていますけれど、いまの世の中には正しい答え、一つの答えはないですよね。

そのため、「探究する」「正しい問いかけをする」「好奇心を活かす」という教育のほうが大事じゃないかと思うんです。
この記事のタイトルに「探究」という言葉があり、注目した。ちょうど「探求」との違いについて考えていたからだ。以下は広辞苑の解説:

【探求】ある物事をあくまでさがし求めようとすること。例文:「人生の意義を探求する」
【探究】物事の真の姿をさぐって見きわめること。例文:「学問の探究」

「探究」は、真理、本質を求めていくこと、法則化、一般化をめざすといった科学的姿勢(あるいは哲学的営為)をイメージさせる。英語でいえば、inquiryやquestの語感に通じる。「問い」が大事であり、「問い」を問い続けることが生き方そのものとなる。

「探求」は、海の向こうに何があるか知りたくて大航海に出る海洋民族、あるいは地底探検にでかける冒険王、無限の宇宙の果てをめざす究極の宇宙飛行士をイメージする。英語でいえば、explorationがふさわしい。

どちらも人間の本質を突いた言葉だ。
母校は進学校ながら受験のための授業をほとんどしない学校で、インターネットで調べても出てこないようなことを教えていました。いろんなことに対する好奇心はここで養われたと思いますし、やはり中高での教育は重要だと実感しています。
「旅する巨人」民俗学者の宮本常一は渋沢敬三(健さんの先々代でしょうか?)に大いなるサポートを得て探究と著作にあたり、その成果を「日本観光文化研究所」に貯蔵したということです。
私も探検部員として直接関わりのある世代ではないですが、当時、全国の大学探検部員たちは観光文化研究所にずいぶんとお世話になったと聞いています。

観光文化研究所は現在はなくなってしまいましたがその貯蔵は武蔵野美術大学にすべて寄贈され、いまその武蔵野美術大学では日本を代表する探検家、グレートジャーニー関野良晴さんが教鞭をとられ、学生たちを刺激して様々な「自分で実際に作る」プロジェクトを進めています。
私も農業の関係で少しかかわらせていただいたり、関野ゼミ出身者と一緒に仕事したりといろいろとご縁を感じます。

つまり探究心は世代を超えて受け継がれていくバトンであることも大きい、やはり大人が子供たちに刺激をあたえ続けなきゃと思います。

社会の変動期には社会そのものを相対化してみる視点が重要ですが社会の中にいては気づけないことが多い。
旅するように、それもなるべく行き当たりばったりで外へ外へと向かっていく探検魂がいま求められていると思います。

都市の農地が外へと開かれた世界へのトンネルとなれるよう、子供たちにどんどん刺激を与えていこうと思います。
自分が子供だった頃と比べ、さして今の大学も変わっていない。今も昔も探究心のある子はいるし、そういう子が社会を変えていく。何でもかんでも教育システムのせいだけでもないだろう。親の教育とか、大きいと思う。だからこそ、ちゃんと教育を受けられない子には機会を与えなくてはならない。
この連載について
PICK ONEでは、月曜日から木曜日まで、それぞれ「テクノロジー・サイエンス」「ビジネス」「政治・経済」「キャリア」と、日替わりで4つのテーマを扱い、各分野のプロピッカーらが未来へつながる視点で読み解きます。
株式会社ニューズピックスは、ソーシャル経済ニュース「NewsPicks」を提供する会社。2015年4月に、株式会社ユーザベースより分社化。 ウィキペディア