アマゾンジャパン、日販非在庫品の取り寄せ発注を終了へ
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出版界以外の方には「コップの中の嵐」でしょうが、
業界に居る人間としては、大きな話題です。
詳細は、こちらをご覧ください。
Amazonのタフネゴシエーター振りが分かります。
【よくある質問と回答】
Q: なぜ日販バックオーダー発注を停止するのですか?
弊社においては、従前より、スタンダードの引当率(Amazon からの発注数に対して在庫引き当てし、納品される率を意味します。)を改善すべく日販様と共に取り組んでまいりました。
VANステータス11 番台については引当率の大きな改善がありましたが、その他のVAN ステータスの引当率は、現状、弊社の期待する数字を大幅に下回っている状態です。実際に、日販様の引当率の悪化により、弊社の4月初旬の欠品率が大きく増加し、弊社の4月初旬の売上は大幅に毀損する結果となりました。
弊社は、欠品率改善のために日販様と度々協議をもたせていただきましたが、在庫拡充および欠品率改善についての建設的な合意には至ることができませんでした。このことから、弊社としては、これ以上、日販バックオーダー発注を継続することは、弊社の欠品率改善の観点および他のビジネス条件の観点からも困難であると判断するに至った次第です。
上記のように、弊社としては、日販バックオーダー発注の終了以外の方法での欠品率改善を日販様とともに長期にわたり模索したものの、お客様へより迅速に書籍をお届けできるようにするためには、日販バックオーダー発注を終了させていただき、今後は出版社様との直接取引を含む他の仕入れチャンネルを強化する方法で、中長期的に引当率を改善することが最善であると考えた次第です。
確かに、かかる日販バックオーダー発注の終了により、弊社は一時的に売上機会を失う可能性はありますが、上記のように、弊社では、短期的、一時的な売上機会減少リスクよりも、長期的に顧客満足を上げるために大胆な改革が必要と考え、このような経営判断をいたしました。
(以下略)“顧客満足を上げるため”とゆ-のが、いかにもアマゾンらしい。出版社との直接取引ド-いった展開になっていくのかな。
“「出版社との直接取引を含む他の仕入チャンネルを強化する方法で、中長期的に引当率を改善することが最善」とし「一時的に売上機会を失う可能性はある」としながらも、長期的な顧客満足を上げるために経営判断したと説明している”