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中国:「海洋強国」鮮明に 「悲願」の国産空母進水

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  • 笹川平和財団 上席研究員

    1983年に鄧小平氏から直接指名され、中国海軍の父とも呼ばれる劉華清氏は、1980年に訪米した際、米空母「キティ・ホーク」と「レンジャー」に乗艦し、「中国が空母を建造するまでは死んでも死にきれない」と言いました。
    中国の国産空母建造は、1980年代半ばに当時の最高指導者から指示された既定路線なのです。
    それでも、中国海軍の中には空母を保有することに懐疑的なソ連海軍の流れを汲むグループもありました。
    ソ連海軍は、正規空母ではなく潜水艦と対艦ミサイルに重点を置いたのです。
    中国は、1998年に、ウクライナから空母「ワリヤーグ」を購入しました。これが訓練空母「遼寧」です。
    1998年に購入した「ワリヤーグ」は、大連に回航された後、放置されました。
    中国が「ワリヤーグ」の修復を決めたのは2003年です。それまでの間、中国海軍が空母を保有すべきかどうかが議論されていたのです。
    ソ連海軍の流れを汲むグループは「潜水艦派」とも呼ばれます。彼らは、空母運用の莫大なコストを問題にしました。
    一方の空母保有派は、「中華民族が偉大な復興を遂げたシンボルとして、空母は不可欠だ」と反論し、議論はかみ合いませんでした。
    2003年に修復が決定した時、当時の海軍司令員と政治委員は、劉華清氏の元を訪れ、「中国海軍は空母を持つことにしました」と報告しています。
    中国海軍にとって、空母の保有と運用は、長期の発展戦略であり、今回の北朝鮮問題やTHAADの韓国への配備だけが影響している訳ではありません。
    進水式には、制服トップの范長龍・中央軍事委員会副主席が出席しましたが、出席が噂されていた習近平主席の姿はありませんでした。
    国防部が2015年末からこの進水式に注目を集めようとしていたにもかかわらず、控えめな進水式となり、中国国内の報道も華々しいものではありませんでした。
    かえって、北朝鮮問題で北東アジア地域における軍事的緊張が高まっている時期に、中国が軍事力を誇示するのを避けようとしたかにも見えます。
    4月25日の北朝鮮建軍記念日の直前に当たる23日の中国海軍記念日に、進水させなかったのも、そうした配慮からかもしれません。
    しかし、それは、中国が将来にわたって軍事力を用いないことを意味しません。中国にとっては、「まだ早い」のです。
    中国の意図を見るにも、現在の状況だけでなく、歴史の理解が必要です。


  • 暦オタ・ガジェオタ・ミリオタ・時々謎のPro Picer

    これで中国は空母を自力で建艦した世界7番目の国になりました。
    外観や形式番号から見て、遼寧の元となったロシアの重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフをコピーしたものの様ですが、飛行甲板に多数のグラニート長距離対艦ミサイルを搭載するという謎の兵装故に、搭載機が少ないクズネツォフ級と比べて、最初から正規空母として建艦されている点が最大の特徴でしょう。

    その為クズネツォフ級2番艦ワリヤーグを改装した遼寧と比べ、艦載機は12機増えて、36機を搭載可能。
    最大速度も31ノットと大きく上がり、イギリスのクイーンエリザベス級と同等程度の能力を有すると推定されます。

    勿論現状では、艦載機の性能も含めて、アメリカの空母打撃群には全く太刀打ちのできるものではありませんが、現在上海で電磁カタパルトを搭載した新型空母、及び軽空母に転用可能とされる大型強襲揚陸艦も建艦中だと言われています。

    今後2030年までに、中国は原子力空母を含む空母4隻、駆逐艦102隻、潜水艦99隻、フリゲート艦26隻など400隻以上の世界最大規模の艦隊を保有するという予想もあります。

    中国海軍の質、量の向上は目覚しいものがあり、日本としても決して侮っていい相手ではありません。
    今後一層注意を払う必要があるでしょう。


  • 学生

    このタイミングで進水。
    先日進水する予定が北朝鮮情勢を受けて先伸ばされたとの見方もありました。

    また、実際にこれが稼動できる状態になってきたら、日米さらに東南アジアの国々に与える脅威のレベルは高まることは必至だと思います。


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