「おもてなし」をビジネスに変える方法
NewsPicks編集部
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2年前に初めて「湯道」のことをお聞きしたときは、冗談かと思っていたのですが、本気だったのですね。そして、こうやって読んでみると納得です。考えてみれば、茶道も華道も、大元は驚かれながらのスタートだったのでしょう。
100年後、200年後の未来につながるかを話す取締役会とは、なんて素敵なのでしょう。3年とか5年程度の時間感ですら「長期」と思ってしまう感覚が通常だと思います。もちろん短い期間での利益を全く考えなくていいわけではないのでバランスの問題ですが、何十年・何百年という単位の将来を見ながらいまのあるべき利益を考えることは、もっと多くの企業・投資家が持つべき視点だと思います。
ちなみにみさき投資の中神さんは著書の中で、地球が太陽の周りを一周する期間をたまたま1年と呼んでいるだけであって、その1年やそれを便宜的に4つに区切った四半期という単位だけで業績の良い悪いを語ることに問題提起をされています。
1年という単位は何か重要なものに思ってしまいますが、実はたまたまそう区切っただけのことだと言われれば確かにその通り。企業活動がその単位に縛られる必要は全然無いよなぁと目から鱗だったことを思い出します。驚いたのは小山薫堂さんがお話してくださった「一澤信三郎帆布」のバッグ作りのプロセスです。新製品の販売まで1年も2年もかける。こういうやり方も京都ならでは…を感じて新鮮でした。
また鈴鹿さんが語る「おもてなしの本質」も、まさに本質をついていると共感しました。「無駄」と「もったいない」は違うとのご意見も100%同意です。