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【長谷川眞理子】進化生物学を学べば、明日から世界が違って見える

NewsPicks編集部
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  • ボストンコンサルティンググループ パートナー&ディレクター

    進化生物学は面白い。

    本稿の推薦図書リストにはないが、私がそのように考えるきっかけとなったのは、かなり古い著作になるがリチャード・ドーキンス「利己的な遺伝子」である。この10年ほどに読んだものだとジャレド・ダイヤモンド「銃・病原菌・鉄」に目を開かされたが、最近ではNPでも話題になっている「サピエンス全史」が実にinspiringだった。

    これらの生物進化学で語られる「進化」の真相は究極的には、本稿の「生物の進化は、偶発的に生じた突然変異と、どんな遺伝子がより多く選ばれるか、つまり複製率の差異という2つの要素の結果でしかない。」という言葉で言い表すことが出来よう。

    しかし、要点が分かったのならば、もう読む必要はない、ということではない。本連載「リーダーの教養書」シリーズのリストから「何かしら手っ取り早く役に立つ本」探している人が居たとしたら、その人がリーダーになることは覚束ないであろう。

    たまに書店に行くと、いわゆる「ハウツー本」の平積みスペースに書店の棚が大きく割かれていることを最近良く見かけるが、その度に暗澹とした想いに駆られる。以前からハウツー本は存在するが、最近はとみに多い。

    将来が不透明で不安な時代だからこそかも知れないが、その答は進化(淘汰)の歴史を理解し、結局自分で答を見つけることしかない。人類という生物の進化が知的好奇心と探究心を持った人々の複製率の差異であることが分かれば、単に既にある答に飛びつく者は進化から淘汰されてしまうことが分かるであろう。


  • ㈱幻冬舎 編集者

    『リーダーの教養書』 好評発売中です!
    11名の各分野のエキスパートが、読むべき教養書を選び、解説を加えたブックガイドです。

    『リーダーの教養書』はじめに 佐々木紀彦より


     教養とは、短期的に、何か目に見える恩恵をもたらしてくれるものではない。ただし、中期的、長期的には、確実にあなたの人生を豊かにし、成功確率を上げてくれる。
     豊かな教養を持つのは、頭の中に多くのブレーンを抱えているようなものだ。何か決断に悩んだときは、本を通じて「心の友人」となった賢人にバーチャルに相談すればいい。たとえあなたが一人でいても、世界屈指の「経営会議」をつねに開くことができる。 
     たとえば、私は、仕事のアイディアに行き詰まると、よく福沢諭吉の作品を読んだり、彼ならどんな行動をとっただろうかと思いを巡らせたりする。すると、よいアイディアが出てきたり、無性に勇気が湧いてきたりする。
     ほかにも、シェークスピアの物語の展開を、ブランディングの企画に活かすこともできるだろうし、孫子やクラウゼヴィッツといった軍事戦略を、ビジネス・経営に応用することもできるだろうし、アリストテレス、キケロの弁論術の教えを、プレゼンの際に実践することもできるだろう。とくに日本では、堅い教養書を読み込んだ人が希少なだけに、教養書に親しめば、それだけで頭一つ飛び抜けることができる。
     教養を持つことにはほかにも無数のメリットがある。頭の中で、異分野をつなげやすくなるし、人の交流という点でも幅を広げることができる。教養がある人は話が面白いので、その周りに人が集まるのは世の常だ。そして、教養を育むのは、自分にとって何よりも楽しい。教養とは肩肘張ったものばかりではなく、人生最高のエンタメにもなりうるのだ。
     本書では、教養人が知悉すべき分野を10選び、各分野で精力的に活動する10名の人たちに、各分野の推薦本を選んでもらうことにした。生物学、コンピューターサイエンス、医学、数学といった理系科目から、世界史、日本近代史、哲学、宗教といった文系分野まで、これぞ教養書というラインナップが並んでいる。
     最初は一冊からでいい。その努力をコツコツ続けていけば、10冊ぐらい読み終えたときには、あなたの知的筋力が劇的に高まっているはずだ。


  • 若い人が子どもを産んで、人生経験の豊富な素晴らしい大人が子どもを育てるというのは、社会の1つの形だと思います。
    私は先生になって子どもを教育することに興味がありますが、20〜30代で先生と呼ばれることに違和感があり、就職の選択肢から外しました。
    特に保育園、幼稚園、小学校といった数字で評価出来ない世界では、先生の人生経験が重要だと思います。
    多様な人生経験を積んでから、先生になるのが夢の1つです。

    人の数が多過ぎる問題は、なかなかセンシティブで、悲しい解決策しか思い浮かばないので、考えないことにしています。
    地球に謙虚に生きていきたいですね。


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