株は3日続伸、売り一巡後に押し目買い 金融株切り返す
コメント
注目のコメント
日経平均株価は3営業日続伸、TOPIXは3営業日ぶり反落とまちまち。東証1部騰落銘柄数は値上がり1,043/値下がり820と買い優勢。業種別では上昇17業種/下落16業種。水産・農林業、電気機器、サービス業が高く、海運業、陸運業、空運業が安い。東証1部売買高は19.5億株。東証1部売買代金は2.3兆円と3営業日ぶり2兆円超。
為替、ドル円は朝方108.4円付近でもみ合った後、一時108.68円(9:35)まで円が売られたものの、その後一転円が買われ108.39円(10:40)と往って来い。以降は午後にかけて再度円が売られ15:20時点で108.74円。
日経平均は寄り底。寄り付き(日中安値)18,327.33円、前日比-91.26円。前場寄りしばらくは下げ幅を縮小、プラス圏へ浮上し、一時18,450円を超えるも、その後上げ幅を縮小。再度マイナス圏となり、18,370円台をつける往って来いの相場展開。以降は後場大引け近くまで上昇。日中高値18,467.73円(14:26)。大引けにかけては上げ幅を縮小し、終値は18,432.20円、前日比+13.61円。
米株安、円高の割に日経平均は粘ってぎりぎり3連騰。一方、TOPIXは反落とまちまちですが、とはいえ両者ともに横ばい圏で動意に乏しい相場つき。テクニカルではだいぶ割安感が出てはいますが、そうはいってもなかなか上向きには捉えづらい状況が続きますね。やはり転換線が重しで上値は重い。一方で銀行株騰げ外国勢(ファンド系)参戦感もあったし、国内機関投資家(公的年金系)買い入った可能性も(大引けインデックス買いも流入で東証売買代金2兆円回復)。
個人投資家モメンタムは変わらず手仕舞い続き建玉減だが、来店者数(ログイン)人数が大分回復して来たのは嬉しい。ドル円チャート見ると8/16の安値、12/15の高値と来て、4/17で日柄がほぼ対等数値で押し目完了と言いたいところだが、日経平均見ると月足の転換線と基準線、週足の基準線が18000円割れにあり、もたつきが長引くとより中長期での均衡水準として意識され易い陥穽も用意されているように見える。
月曜日に18300円割ったのが余計だったな。目先あまり強気になれなくなっちまった。大引けまでに切り返してギリギリ粘ったと言えなくもないが、何とも言えんね。